こんにちは。大工工事部の渡辺大記です。
街を歩けばクリスマス、お正月といよいよ年の瀬といった感じですね。
皆さんは残りの2014年をどうお過ごしでしょうか。
僕はといいますと、
いま携わっている新築住宅現場の建方が佳境にさしかかっています。
これがその経過段階の写真です。
弊社の住宅の大半は、「在来構法」や「SE構法」といった構法が採用されています。
一方この住宅は、一種の「マッシブ・ホルツ構法」が採用されています。
マッシブ・ホルツとはドイツ語で「木のかたまり」というらしく、
その名の通り、一本一本の角材が集合体として一つの面を成しています。
そしてその面が床、壁、天井となります。
木の温もりを全身で感じることのできる住宅となっています。
国内では一般的にはまだあまり普及されていない構法ではありますが、
中低級国産材の利用などを目的とし、国内でも注目されている構法であります。
完成がいまからとても楽しみです。
こういった貴重な経験をさせてもらえる環境に感謝して。
ご無沙汰しております。大工2年生の内藤です!
ここ最近、すっかり大工ブログの更新をサボってしまっていたのですが…(汗)
そんな自分の近況はと言いますと、10月後半から、静岡市のほうへ長期出張に行っております。
前回の静岡出張は昨年の12月から今年の4月までだったので、約半年ぶりに静岡を訪れたのですが、
半年前に比べて静岡出張の大工が増えてきたこともあってか、「静岡大工」というグループでだいぶ一体感が生まれてきている印象を受けました。
具体的には、毎週一回、静岡にいる大工で集まって集会と勉強会を行ったり、
静岡での拠点となっている倉庫に加工機を整備して、一通りの加工をできるようにしたり、
勉強会で棚などを製作して、砥ぎ場や道具置き場を整備したり、といった感じです。
前回の出張のときは、まだ現場経験も浅く、初めての出張ということもあって、少し慌ただしく終わってしまったような気もするのですが、
今回の出張では、より整った環境で、より大きく成長できるように、頑張ってきます!
そしてもう一つ、前回の出張時に果たせずじまいで、今度こそ達成したい目標があったりします。
それは…
目標:「静岡おでんを食べに行く」
お久しぶりです。
福田昌平です。
いきなりですが
大工さんが持っているイメージがあると思いますが、
そう、指矩(サシガネ)・尺金の写真です。
私たち大工は、指矩(サシガネ)を用いて、長さや直角だけでなく、
規矩術と呼ばれる手法であらゆる角度や、木造建物の仕口・
部材の形状全般をこの曲がった定規で行っています。
この規矩術というのがとても優れものかつ、最初に頭から煙がでる大工の勉強なのですが、
簡単に説明すると、ピラミッドの角の角度を一発で出せる。といったところでしょうか?
(正確には、何度というのが出るのでなく、同じ角度を材料に書き写せるということです。)
図形が得意な方は、三平方の定理やルートなどで出せると思いますが、
大工は、現場で指矩(サシガネ)を使って出しちゃいます。
堂宮の軒先やら複雑な屋根、このさしがねがなければ、出来ません。
五重塔も建っていません。
(この話をすると、長くなりすぎるので・・・)
何が言いたいかというと、大工にとってとても大切な道具だということです。
そんな、サシガネが解体時、一本出てきました。
有名な話ですが、東大寺南大門の梁の上に置かれた墨壺のように、
大工さんの粋な忘れ物だと思いますよと、
しっかりとその当時の棟梁が見守っていたんだと思いますよと
お施主様にお伝えしたところ・・・
『じゃあ、福田さんも忘れていって下さい。』と・・・
先日その現場のお引渡を迎えました。
しかし、これからが本当のお付き合いだと思っています。
小屋裏に置かせて頂いた、さしがねのようにこの先も末永く、宜しくお願い致します。
I様、ありがとうございました。
はじめまして。大工1年目の渡辺大記です。
これから私もこちらで平成建設大工の日常を紹介していけたらと思います。
まず、今日はいま携わらせてもらっている新築住宅現場の紹介を。
ただいま住宅を構成する梁や柱などの部材を加工している段階であります。
実際住宅が建つ場所の隣で。
青空のもと。
とてものどかです。
毎日私たち大工は3、4人で作業しています。
現場には私たちだけ。
いえ、そう見えてるだけ。
ほら。
私たちだけじゃありません。
この日本では、地震や台風など自然災害が多く、
私たちが安全に暮らし、
ご先祖様たちから授かった一生を全うするためには
”強い”住居が必要です。
幸いにも我が国には素晴らしい技術もあり、信頼できる法律も整っています。
ただ、私たちだけがここに住んでいるわけではないということ。
そんなことをこの現場で改めて感じました。
いろんな仲間を想い、感謝しながら。
こんにちは!
大工工事部のながともです。
弊社では
社内で抱える物件の進捗状況を
写真でこのように確認する事が出来るのですが・・・
(天井と壁に断熱の為に白いモコモコしたウレタンを吹き付けます。)
(吹き付けが終わったので、フローリング(樺)を貼り始めました。)
などなど・・・
この写真、大半は現場監督さんが撮ってくれます。
本来は、後で隠れてしまう施工部分を写真として記録したり、
検査機関に提出する為の資料として撮影するのですが
時折、大工や工務が写っていたり・・・
そこでいつも撮られている側なので
今日は撮る人を撮ってみました。
現在、住宅の現場でお世話になっている古知さんです。
先ほどのウレタン吹き付けに使われているものが何かという証拠写真を
取りおさえてます。
担当している現場も一件ではないので
あっちに行ったり、、、
こっちに戻ったかと思えば
今度は会社で図面書いたり
業者さんにファックスを送ったり・・・
私たち現場の人の分からないところで
動きまくっているのを想像すると
本当に足を向けて寝られません。
改めてこの場をお借りして
いつもありがとうございます。
社内のブログを通して
現場のこと、弊社の事をご覧頂けます。
私も社内で他部署の方のブログ
ついつい見入って
「あっ、もう寝なきゃ!」
なんてこともしばしば・・・(汗)
夜更かしもほどほどに
明日も現場へ行ってきます。
社内ブログの一覧を載せておきます。
お時間のある際にぜひご覧ください。