おはようございます。油谷です。
先日、原田がブログでお伝えした「技術テスト」がいよいよ明日となりました。
そんな中、加工場では、若手たちが最後の追い込みをかけています。
新人女性大工の渡邊、入社して半年、おぼつかないながらも懸命に練習中です。
大工3年目の平賀、こちらは慣れた手つきで隅木の墨付け中
大工1年目の小林、こちらは継ぎ手の刻み真っ最中
と、みんな本番さながらの真剣モードです。
さて、この「技術テスト」、時間内に課題を製作したらそれで終わり・・・ではないんです。
実はこの後、先輩大工による
恐怖(笑)の
道具検査が待ち構えています。
鋸、鑿、鉋などの刃物や、玄能、差し金が検査対象で、これらの手入れがしっかりできているかが見られます。
鑿や鉋に至っては刃先までちゃんと研いであるか、鉋台は狂ってないか、まじまじとみられます。
そして、もちろん?のこと、ダメだしされまくります。怖い怖い(笑)
しかしながら、大工になっていきなり道具の手入れから、仕事から完璧にできるわけはありません。
こうして、ダメだししてもらうことで、何がいけなかったのか、どうすれば良くなるのかなど、先輩に色々教わり、
直して・・・ダメだしをくらい、また直してを繰り返しながら、うまくなっていくものだと思います。
というわけで、ダメだしされても凹むなよ~(笑)
おはようございます。大工の山中です。
今日は仲間の紹介、
こちらが大工歴0年、後澤です。
加工場で家具に使う木材を仕上げてる様子ですね。
現場名は後澤様邸改修工事・・・・・そうこれ日曜大工、Do It Yourselfです!
つまりこれは後澤の仮の姿、本当の後澤は・・・
設計士です
設計士が描き、大工が作る。そして建築は形となります。
けれども設計士は描くだけ、大工は作るだけ、それではお互いを理解できません。
時には設計も玄能を振り、時には大工もペンを握る。
相手に歩み寄ることが大切ですね・・・設計と大工に限らず。
まあそれはともかく、設計士も大工も技術屋です。
日曜大工後澤を見てるとやっぱり感じます。
みんなものづくりが好きだと
こんにちは!
原田になりました、水曜日です!
いや…水曜日になりました原田です!!!
10月に入りましたがまだまだ暑い日が続いていますね。
それに伴って(?)会社に帰ってみると加工場で何やらメラメラしている様子です。
そう言えばそろそろ半年に1回のあの季節ですね!
そうです、以前山中さんも書いた『技術テスト』の季節なんです!
今回の大工3年生の課題は『棒隅』です!
寄棟屋根の棟から建物の隅に伸びていく部分に用いられる『隅木』の初級編といったところでしょうか。
しかし、初級編とは言っても『隅木』は大工仕事の中でも難しい部類に入ります!
ちなみに現在の1級大工技能士の課題も『隅木』です!
こちらは隅木の中でも上級編の『振れ隅』と言われるやつですが。
毎年数多くの若手大工が1月に行われる技能士試験に参加します!その様子も試験日が近くなればお伝えできると思いますのでまた次回に。
さてさて、実際に現場で見たことはあっても自分で考えるとなるとなかなか理解できない。みんなの頭の上には『????????????』がいっぱい飛んでいました(笑)
教えるのは少し年上の先輩大工です!
その先輩大工も、その前の先輩から教えてもらうというように平成建設では毎年多くの大工が入ってくるので、
今年教えてもらった事は、来年下の代に教えていくという流れができます。
自分たちが悩んだ事や発見したことを直に伝えられるのでとても身になります。
それにより平成建設では毎年、数多くの1級、2級の技能士を輩出しています!
技術テストは10月12日です!その様子もお伝えすることができると思うので、皆様お楽しみに!
今年は誰が優勝するのかな~
ここ一週間、天気が予報通りいかず大変ですよね。
今週は予報通りに、とお願いする今日この頃、
みなさま、お疲れ様です。福田です。
平成建設では、内製化や工務・大工が職人などが特徴なのですが、
やはり、作り手の責任感の違いが、現場では大きく感じ取れると思います。
具体的な一例をあげると、これではないでしょうか!
見てください!!
この光が全く漏れてない定規を!!!
つまり、基礎の立ち上がりがすべて違うところの土台が、
限りなく一直線であるということ。
こういった目には見えないところに、
基礎を打つ工務部・土台を伏せる大工工事部の責任感や誇りを感じます。
弊社では、基礎天端±0㎜、土台天端±0㎜を目指す努力をしています。
これらを目指すことにより、
・床の水平
・柱が真直ぐに建つ
・内造作の施工のし易さ
・建具の不具合が少ない
など他にもたくさんの良いことに繋がります。
そして何より、
ろくでなし(陸でなし=水平でない)ではなく、背骨が真直ぐであるのが
『人』も『家』も、気持ちいいですよね
まだまだ暑い日が続きますが、暦の上では秋のようです。
秋とは名ばかりで、現場ではパンツまで汗だくの日もまだありますが。。。。
秋というと食欲の秋、スポーツの秋、等々ありますが、今回は芸術の秋について少し触れたいと思います。
我が社では今年、第二回文化芸術祭が行われます。
何をするかというと、社員がアートな作品を出品し、どの作品がもっともすばらしいかを社員投票で決めるのです。
全社員が対象なので、前回の作品にはなかなか面白いのがありました。
デザイン部からは、写真。工務部からは、コンクリートのイスなどなど、、、、
大工さんは??もちろん木工作品をつくりましたよーー
去年はこんなのを作りました。
何だと思います??
実は、これ木琴になってるんです。球を上からコロコロ転がすと、
キラキラ光るーーー♪
お空の星よーーー♪
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これが鍵盤になっとるわけです。欅の鍵盤です。
固いので音が響きます。
音によって長さが違います。
厚みと幅を揃えて長さで音の高い低いを調整しています。
長いほうが低い音。短いほうが高い音。
ただ、木材の密度が均一でないため、一個一個微調整が必要です。
ちなみに、左から二番目と三番目は同じ音です。
若干長さが違うのわかりますか??
ただ、完成度が低く、何十回に一回成功するかどうかという不完全な出来で提出期日を迎えてしまい
あまり良い評価はもらえませんでした。。。残念。。
今年はなにつくろっかな??