ここ一週間、天気が予報通りいかず大変ですよね。
今週は予報通りに、とお願いする今日この頃、
みなさま、お疲れ様です。福田です。
平成建設では、内製化や工務・大工が職人などが特徴なのですが、
やはり、作り手の責任感の違いが、現場では大きく感じ取れると思います。
具体的な一例をあげると、これではないでしょうか!
見てください!!
この光が全く漏れてない定規を!!!
つまり、基礎の立ち上がりがすべて違うところの土台が、
限りなく一直線であるということ。
こういった目には見えないところに、
基礎を打つ工務部・土台を伏せる大工工事部の責任感や誇りを感じます。
弊社では、基礎天端±0㎜、土台天端±0㎜を目指す努力をしています。
これらを目指すことにより、
・床の水平
・柱が真直ぐに建つ
・内造作の施工のし易さ
・建具の不具合が少ない
など他にもたくさんの良いことに繋がります。
そして何より、
ろくでなし(陸でなし=水平でない)ではなく、背骨が真直ぐであるのが
『人』も『家』も、気持ちいいですよね
こんばんは!新人大工の内藤です。
今回は以前から予告していた、木製名札製作リベンジの模様をお見せしたいと思います。 以前の記事はこちらをご覧ください。
まず、使う材料と道具はこちら。
この名札作りは仕事と関係なく趣味でやっている事もあり、いかに「安く」「手軽に」それでいて「見栄えよく」作れるかがポイントの一つです。
ということで、道具や材料もホームセンターなどで簡単に手に入るものばかり。
杉板も、端材ならば1枚70円というお手頃価格です!
さて、名札作りで最も重要となる、文字を入れる作業。
完成した名札を見た社員の方々からは「これどうやって文字入れたの?」と口々に聞かれますが、
…実は、ただの手書きです。(笑)
以下、その手順をご紹介します!
まずは、下書きとなるデザインを木の表面に転写します。
転写には、カーボン紙を使ってなぞる方法などもあるようですが、今回はインターネットで調べて知った、「トナー式コピー機で印刷したものをマニキュア除光液で色移りさせる」という方法を試してみました。
あらかじめ反転して印刷したデザインを木に仮止めして、除光液をたっぷり染み込ませて叩いたり擦ったりすると…
このように、少しかすれた感じでデザインが転写されます。
これはこれでアンティーク雑貨などに似合いそうな転写具合なのですが、名札の文字がかすれているわけにもいかないので、ここに色を上塗りしていきます。
この細かいデザインに、なるべく滲ませずに上手く色をつけるには何がいいかな~、と身近なものを色々と試してみた結果…
意外にも、ジェルインクの4色ボールペンがとてもいい働きをしてくれました!
まさに「安くてお手軽」です。
あとは必要な寸法に木取った後、表面をニスで仕上げて、裏に名札用クリップを接着して完成です!
鋸が曲がって文字が若干右上がりになってしまいましたが、ご愛嬌ということで…(汗)
前回製作したものとの比較がこちら。前回とは木目の向きを変えて、幅・厚さともに少しスリムになっています。
両方とも同じ一枚の杉板から作ったものですが、木取りの場所や方向によって完成品の見た目が大きく変わるのも、木材加工の面白い所です。
完成品を胸につけるとこんな感じです。心なしか仕事に対するモチベーションも少し上がる気がします!
もし現場などでこの名札をつけた大工を見かけたら、ぜひお気軽に声を掛けてくださいね!
それでは皆様、よい週末を!
こんにちは 大工の北村です。
9月2日の日本経済新聞でこんな記事を見つけました。
天然スギの家屋 脳の疲れ 急速に回復 九州大研究グループ
記事によると、
天然の国産スギの家と、合板など新建材の家とでは住み心地に差があるのかを、それぞれ実験棟を建てて【脳科学・生理学・心理学】の観点から比較したそうで、実験の結果、国産スギの家は【新建材の家と比べて脳の疲れを急速に回復させる効果があること】がわかったそうです。
研究グループの清水教授は、
「被験者の脳と体は天然材の方が良い傾向を示した」
とコメントしており、
「スギの香りが影響したのでは」
とのこと。
私は学者さんではありませんので科学的なことはわかりませんが、
なんとなく納得・・・ いやただの感覚ですが。
でも、毎日のようにスギやヒノキのみならず、ベニアをはじめとする新建材も切ったり削ったりしている身としては、そうだろうな~って思うんです。
みなさんも同じ感覚ではないですか?
じゃあ 新建材使わないで無垢材だけで家建てようよ!!ってことになるんですが、世の中そんなに単純じゃない(´Д` )
今や新建材を全く使用しないで家を建てることは大変なことになってしまっているのが実情です。
構造用の合板をはじめ、綺麗な木目のシートが貼られた造作建材、MDFやパーチクルボードなどなど、どれも安価で施工性がよく、戦後の住宅の普及に大きく貢献してきたことも事実。
しかしこの先・・・
住宅にも健康志向の波が押し寄せてます。そして、戦後植林された木が伐採の時期を迎えています。
国の政策としても木材利用ポイント制度が動き出しました。
これからの家は、大工が丁寧に造った、無垢材をたくさん使った木の香りがするやすらぎの空間がいいと思います。
もし私が住まうならそういう家を建てたいなぁ( ´ ▽ ` )
こんな想いに共感してくださったみなさん、私たちと一緒に素敵なおうち建てませんか...
こんばんは。油谷です。
タイトルのままですが、人それぞれこだわりってありますよね?
、
建築現場にもいろいろなこだわりがあります。
例えば、
今僕が担当させていただいてるO様邸の建具と洗面台です。
どちらも、O様がご自身で探してこられたオーダーメイドの家具です。
雰囲気が出てて、素敵だと思うのですが、いかがでしょう。
取っ手一つにも、こだわりが感じられます。
鏡もおしゃれですね。
格子の前の引き戸を開けると・・・
実は階段なんです。
この階段、当初は壁と格子に「ササラ桁」という側板を取り付け、そこに段板を差していく納まりで考えていたのですが、
せっかくのストリップ階段ということで、このように段板を格子に差していく納まりにしました。
他にも、力桁という板の上に段板をのせて、格子と階段を絡ませないようにする納まりも考えましたが、今回は前述の納まりにさせていただきました。
当初の納まりより手間はかかってますが、できてみるとこちらのほうがすっきりして良かったなと思ってます。
こんな感じで、現場ではこうしようか、あーしようか。こっちのほうが綺麗かな?それとも・・・と、毎日考えることだらけですが、それも大工のこだわり、楽しみだと感じてます。
お引き渡しまでもう少し。明日も頑張っていきますか。
皆さん来ました『水曜どうでしょう』の原田です!
大工は職業柄、数多くの道具を使います。
今日はその中から僕が今イチオシネーミングの道具を紹介したいと思います。
それがこいつ!
その名も【どこ太】
先端を押し付けると針が出てくるようになっています!
もう傷つけられない壁紙を張り終えた壁などに刺すと、壁の中の下地の位置を教えてくれる便利なやつです!
どこたー?
どこだ~?
下地はどこ太ーーー?
こいつを使えば...
ここだー!ここだ~!下地はここ太ーーー!
という感じになります。皆さんも重いものを壁に固定したいときなどは
『どこ太、どこ太をよろしくお願いします!』