かなりご無沙汰してます。
ひさーーーしぶりの水曜日の原田です、覚えてますでしょうか?
焼津の現場の養生も剥がれ、畳も建具も入り、施主様の選ばれたセンスのよい家具も搬入され、とてもお洒落な内部空間が出来上がりましたので紹介させていただきます!
床を傷つけないように養生していたベニヤ達もお役御免!
綺麗な床が顔を出しました
トイレもシックな空間に、用を足すのがもったいないくらいです(笑)
キッチンもピッカピカです!
玄関も白い壁に黒で統一されたベンチや下駄箱がいい味を出しています
欅の大黒柱も黒くなり木目が綺麗に出ています
和室には畳が入り、照明もついてい草のいい匂いに満ちています
そして施主様が用意された扉が搬入されました
ずっしりと重量感があり、とても趣のある引き戸です、めっちゃかっこいいです
そしてそして続々と運び込まれる家具たち
TVボード、テーブル、椅子、ソファー、、、何と全て無垢で出来ているんです
これらは全て施主様が用意されました。
細部を見てみると
部材を貫いて『ほぞ』や『くさび』を使った仕事をしていました
まだ内部の作業をしている時に施主様がおいでになり、この家具の写真を片手に
『これかっこいいんだよ、こういう仕事が好きなんだよ』
と笑顔で話されました
職人の技をしっかりと見てくれているんだなと思い、とてもうれしくなり
同時にこの現場の担当になれて本当によかったなと思いました
K様、短い間でしたがありがとうございました
いつにもまして真面目な内容とこれで終わりかのような雰囲気を醸し出していますが、、、
実はまだ終わっていません(笑)
気になる続きはまた次回!!
原田の焼津生活は続きます!!!!!
お久しぶりです。大工の宮下です。
先日、昨年夏にお引き渡しをしたお客様のお宅に、
あるものを取り付けに行ってきました。
「AERO CONCEPT」
ご存知の方いらっしゃるでしょうか?
埼玉県にある精密板金加工会社・渓水の、社長兼板金職人の菅野敬一さんが手がける、
世界中のセレブが注目しているブランドなんです。
昨年の工事中、お客様の
「この家に、エアロコンセプトの何かを付けたい」
という一言がきっかけで、
お客様と設計の角谷とともに、埼玉県の工場を訪れました。
工場には、今までに作ってこられた様々な小物が飾られていて、どれもカッコイイ!!
お客様が何かとおっしゃっていたのが分かるくらい、多種多様な、
職人・菅野敬一さんのこだわりが詰まった小物たちで溢れかえっていたのです。
そして、菅野さんのお話、エアロコンセプトができるまでからはじまり
職人とは?職人を大事にしてこなかった日本のこれから・・・などなど、
とても熱いお話を聞くことができました。
本題である、お客様宅に設置されるものは、その日には決まりませんでしたが、
工事が進むにつれてイメージもかたまり、設置場所、物も決まり、
6月に入ったころに製作依頼をかけました。
しかし、菅野さんも板金職人、工場長、エアロコンセプト代表などなど、
とてつもなくお忙しい方なので、製作には、結構時間が必要とのこと。。。
設置する物の寸法等打ち合わせの後、建物は完成・お引き渡しとなりました。
クリスマスプレゼント!?新年のお祝い!?くらいの完成を期待しながらも、
なかなか完成の連絡は来ず・・・
そして、埼玉の工場を訪れた日から1年を経過しそうなある日、
ある部品が入り次第完成との連絡が・・・
早速、お客様と日程を調整したのち、設置への段取りをしました。
設置場所は、こちら
設置後は、、、また次回。。。
何がついたのかは、、、今日の写真のどこかにヒントが。。。
こんにちは!大工2年生の内藤です。
…このところ、大工ブログの更新が滞っていてすみません!
たぶん、ゴールデンウィークを挟んでしまったことで、他の先輩大工の皆さんもブログを書く習慣をすっかり忘れてしまったのだと思うのですが…
皆、ブログはサボってても、仕事はサボっておりませんので、ご安心下さい!笑
さて、僕がいま入っている現場もこの2週間あまりの間に、屋根の野地板を張り、窓の下地を組み、外壁の合板を張り、サッシを取り付け、と着々と作業が進み…
先日は、彼の相手をしたりしていました。↓
「通気くん」(商品名)です。
この通気くん、見た目はただの段ボール板なのですが、両端に折り目がついていて、その通りに折ることで、屋根の下地である垂木と垂木の間にスポッと嵌めることができるんです。
こんなふうに。
一体何のためにこんな事をするのかというと…
現場ではこの後、屋根と壁の内側に、断熱材であるウレタンフォームを吹き付けるのですが、
断熱材というのは結露などによって水に濡れてしまうと、その断熱性能を著しく低下させてしまいます。
そのため、断熱材の屋外側に通気層を設けることで湿気を逃がし、結露を防ぐ必要があるのですが、
そこで、湿気を通し、かつ施工も楽な段ボールでできた通気くんが一役買ってくれるわけです!
(ちなみに外壁では、合板の外側に胴縁という木材を打つことによって通気層を確保します。)
さて、この通気くんを、ひたすら折ったり嵌めたり、時には切ったり貼ったりしながら、上手く通気層を作っていきます。
はたから見れば、段ボールを抱えて脚立を昇り降りする姿はやや間が抜けているように思えるかも知れませんが、
隅木のところはあらかじめ隅木に溝を入れておくことで通気を確保したり、トップライトの周りは下地を足したり切り欠いたりして空気の逃げ道を作ってやったりと、なかなか見た目以上に奥が深い仕事なのです。
見た目は安っぽい段ボールでも、実はとても大きな役割をもち、奥深く、
いざという時には自ら折れることによって、その場を上手く収める…
そんな、通気くんのような男に、僕もなりたいものです。(笑)
こんばんは。 住宅事業部リフォーム課兼大工工事部一課の小山卓也です。
普段は平成建設大工加工場において、加工場の改善や現場の造作加工、
加工機のメンテナンス等を主に担当していますが
大工ブログ初参戦ということで、今日は久しぶりに先輩大工佐々木親分に任された
現場の様子をお伝えしようと思います
加工場の様子はまた後日・・・
昨日今日で内浦造船所に停泊している帆船AMI(アミー)の修繕工事を
行ってきました!
航海中、塩風や紫外線などで傷んだ木部を停泊したタイミングで
メンテナンスしていきます。
船先端部の木部はニスで塗装されていましたが
塗膜の劣化で木地が傷んだ状態・・・
塗膜を剥離して塗装し直します。
漆職人を経て、現在大工修行中の有賀大工。
背中から近寄りがたいほどのオーラが出ています。。。
東京芸術大学卒の川上大工と二手に分かれて修復していきました!
二人共繊細な作業は御手の物です☆
停泊中に天気の様子を窺いつつ、急ピッチで繊細に作業を進めていきます。
そしてその光景を見守る帆船AMIの溜船長。
<また今年もAMIに乗せてくださ~い(^O^)>
何とか暗くなる前に完成し、
塗膜の劣化が激しかった木部は・・・
こんなに綺麗になりました!
今回は木部に染み込み、耐紫外線、撥水効果もある浸透性塗料で塗装し
保護したので塗膜が劣化し、剥がれるといった心配もありません。
お色直しを終えた帆船AMIは5月24日(土)に開催される沼津港BAR(バル)にて
沼津港に入港し停泊してますのでみなさん是非足を運んでみてください!!
5月24日開催!沼津港バル↓
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/
kankou/event_soon/numazukobar201405/index.htm
追伸:船大工ばりの美曲線加工で木部を修復した佐々木親分の写真を
取り損ねてしまい、記事にすることができず、すみませんでした(^_^;)
焼津生活も3ヶ月が経とうとしています、大工工事は今週で終了です!
普段の昼食は仕出しのお弁当ですが、せっかくなので旨いもの食って帰ります!
原田肥えます!!!
そんな野望を密かに抱えつつ、現場は進んでいます。
先日和室の天井板が入りました!3尺幅の敷目天井です。でかい、、、
これを並べて行くのですが、はい!!!一瞬にして完成!
なんていうことはありません。
幅が広いので垂れないようにいつもより頑丈に天井の裏を補強するのですが、かれこれ半日天井裏にこもっていました。
玄関では平松さんが大変なことになってました。
何をやっていたのかという、、、
ここにも現れました!!!
竹の勾配天井です!
休む間もなくズババババ
もう平松さんを止められる者は誰もいません、、、
綺麗な弧を描いた垂れ壁が玄関に現れました。
その頃原田は、リビングのたかーーーーい場所のボードをひたすら張っていました!
終わって思ったのは背の高い平松さんにやってもらえば良かったと、、、
キッチンも無事入り、土庇も銅葺き屋根でピッカピカに光っています!
写真を撮ろうと思って外に出たところ暗くなってしまい写せませんでした、すいません。
残すは仕上げの工事です。最後まで気を抜かないでいきます。
これで大工工事は終わり内装の業者さんが入ります。一旦この現場とお別れです。
今後養生をはがし、建具も入った完成形を見せられると思いますが、まだ先になりそうなので首を長ーくして待ってて下さい。