最近ドカジャンを登場させました。
ビートたけしが、工事現場のおじさんの格好をするときに着ているアレです。
1月生まれなのに、寒いのが苦手で、、、
早く春が来てほしいと思う今日この頃です。
こんにちは、宮下です。
現在木工事真っ只中のH様邸ですが、土庇が徐々に仕上がってきました。
そうです、おっかけ で継ぎ手をつくっていたアレです。

無事に建ち、込み栓も仕上げ、束石も固定し、先日、軒裏天井を貼りました。
軒裏は、杉の小幅板を使い、目透かし張りとなっています。

この写真、直交する板が突き合わさる部分、
実は45度で切っているわけではないのです。
ほぼ45度なのですが、ちょっと違う。
ちょっと違うとキレイにつかないんです。
そして、この角度、、、、どうやって出すのかは、、、、
ちょっと長くなるので、またいずれ紹介します。![]()

天井板も張られ、土庇の完成も間近となりました。
足場や養生が取れるのが楽しみです。![]()

こんばんは。大工の山中です。
先日、「鳥総立て」に立ち会ってきました。

鳥総(とぶさ)とは、木の梢を表す古語だそうです。
お正月や、家を建てる際の最初の一本を伐った後、
斧で株の中央に切り込みを入れ、
切った木の梢をを挿して、木の再生を山神に願う神事を「鳥総立て」というそうです。

また塩・酒・魚を供え、鋸や斧などの山道具を揃えて置き、
伐木の安全を祈る意味合いもあるそうです。
今現在、住宅でこのような神事を行うことは滅多にないでしょう。
「斧(ヨキ)立て」などに名前を変え、日本各地で行われ、
伊勢神宮では式年遷宮のため今でもこの儀式が続いてるそうです。
伐木を見たのは二度目ですが、魅入ってしまいました。
こうして粛々と伐られた木を目にすると、大工として木材を下手に扱えないなと感じます。
川上では何十年何百年と育てられた樹木が伐られ丸太となり、
川中ではその丸太が製材所で挽かれ木材となり、
川下ではその木材が大工の手により家となり、家具屋の手により家具となる。
木の使い手の一人として、手にした木材のルーツを感じ取りながら鋸を挽こうと思います。

こんにちは!新人大工の内藤です。
さて、タイトルにもありますように、先日、会社のリクルート資料を後輩に渡したりするために、母校の大学を訪ねてきました。
…今更かも知れませんが、母校です。↓


ご存知の方も多いかと思いますが、平成建設は「高学歴大工集団」なんて謳い文句を使っているだけあって、日本各地の大学や高等専門学校などを出て、大工工事部や工務部で職人として働く社員が大勢います。
とはいうものの、東大の大学院まで出て大工になろうという人間はなかなか珍しいらしく…
やはり行く先々で色々な人から、「どうして東大まで行ったのに大工になろうと思ったの?」ということを度々聞かれたりします。
相手の人を納得させるだけの返答をするのは自分でもなかなか難しいのですが… ひとつ、確かに言えることは、
「東大に入って建築、特に日本の家について勉強したい」
と思ったから東大に入ったし、
「平成建設で大工になって自分の手で家を作ってみたい」
と思ったから平成建設に入った、ということだと思います。
自分にできる範囲で、自分のやりたいことをやって、
それが決して人を傷つけることなく、
むしろ、少しでも誰かを喜ばせることにつながればいいな~
とか呑気なことを考えて生きてたら、こんな大工が生まれました。(笑)
もちろん、大工の仕事には学歴なんて関係ありませんし、自分は大工としてはまだまだ未熟な身ではありますが、
「東大卒大工」というのがお客様や会社の仲間、協力業者の方などとの話のタネに少しでもなればと思いつつ、日々を過ごしています。
ということで皆様、今後とも何卒よろしくお願いいたします!

はい!見つけにくいです!
水曜日です!原田の日です☆
冒頭から失礼しました、見つけにくいものは・・・ずばり・・・
いい仕事!このブログのどこかにあります!
探してみてください!
さてさて、今回は前回のブログでも言いましたが流木チャペルの作り方です!
一緒におさらいしましょう。
まず材料の調達です。今回主な材料は
①流木:近くの海岸に拾いに行きます(台風の後が狙い目です!)
②杉板:大工仲間が隠し持っている材料をちょっとずつ拝借します(笑)
そして翌日に備えて早く寝ましょう。
制作当日は休日でも通常業務と変わらないモチベーションで臨む為に同じ時間に起き、しっかりと朝食を取り、8時から作業に入ります。
【ステップ1】材料の木取り
材料を全て使われる寸法に切ります、段取り9割と言われるくらいここでの作業がその後の効率、出来栄えに大きく関わってきます。

【ステップ2】床組み
加工した杉板を置く土台を作ります。足元は外部で不安定でしたが微調整しながらしっかりと水平にします。

完成した土台に杉板を並べます。今回は地面から40cm上がったところをステージに設定したので、階段も1段設けました。

【ステップ3】柱を建てる
曲がっている木なので、控えを取りながらバランスを見ながら柱脚を調整して建てます。全ての柱を絡めるまで安定しなかった為、今回一番大変な作業でした。

【ステップ4】小屋組み
ここからは空中戦、柱と同様バランスを見ながら組んでいきました。

【ステップ5】補強
住宅と同様に筋交いを入れ、格子も柱と絡ませることで剛性を出しています。もちろん流木で!
が・・・ここで問題発生・・・
材料がきれました(T0T)
補強しきれず、強めに揺すると全体がゆらゆら・・・
免震構造にしときました(笑)

【ステップ6】装飾
花、カーテン、などで雰囲気を出して完成です!

さてさて見つけにくい物は何かわかりましたか?
なにやら地面から40cmのあたりが怪しいですね。
そうなんです、そこです!
以前、こんなことを言われた事があります。
『人は普段何かを使っていて、使いやすいものを無意識に「使いやすいな~」とは思わないけど、少しで違和感があるとすぐに「使いにくい!」と思う。つまり、使っていて何も思わないものはいいものなんだよ。』
ここでさっきの40cmですが。出来上がったステージは座るにも、足を放り出して寝るにもとてもいい高さに設定してあるんです。

何も言わなくても自然と腰を下ろす人の姿を見て、一人ニヤニヤしていました。
これからは、住む人が【普通】を感じれるいい家を建ててニヤニヤできるようになります!
応援よろしくお願いします(笑)

みなさん本日もおつかれさまです。
大工のいなぎです。
先日無事に新しい現場の上棟式を終えました。
新たなお施主様とのお付き合いが始まったわけです。
そのときの挨拶の言葉、「心をひとつに」が印象に残りました。
うちら大工も心ひとつに来春の完成にむけてがんばります。

とりあえず刃物研ぎます。
