こんにちは!
大工工事部のながともです。
前々回の重さんの和室の続きです。
足下の式台と丸太の仕事が終わったら
今度は上です。
左が押し入れ、右が床の間です。
凄いのはココです!
丸太に鴨居(=引き戸が入る上のしゃくりのある部分)が
ささっています!
しかも引き戸がこのように収まるようにするため
丸太の断面も単なる丸ではないのです。
どこをノミで取って、どこを残して、どのように綺麗につけるか
知恵を絞って、自分の腕を信じてとりかかる。
大工の醍醐味ですね。
にしても綺麗についてます。
ゆくゆくは自分も通る道だと思うと
身が引き締まる思いですね。
和室と向き合う日を夢見て
明日も現場に行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
早いもので私の記事も50件を超えました!
改めてお読みいただきまして
ありがとうございます◎
今後とも大工の楽しさをお伝えできればと存じます。
本題です。
以前のドラゴン封印方法について
お話しさせて頂きます。
デコボコした化粧梁に
どうやって天井ボートをすき間なく貼るか?
・・・・・ということです。
「突きつけ」です。
さぁ!重力に負けじと貼ります。
まず一定の位置に貼りたいボードを仮止めします。
このような定規を作って
デコボコ面に定規を当てながら墨をします。
にょろにょろとした墨が出たら
ボードを剥がして切ります。
すき間が無くなるまで微調整を繰り返して・・・。
つきました!
同じ要領で他のところも貼って完成です!
手間がかかりましたが
達成感に満ち満ちてます。
さぁ明日も現場に行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
2階の洗面カウンターの造作がまとまり
1階に降臨です。
それと同時に
重さんが満を持して和室に取りかかりました。
その間、私は枠付け、壁下地、ボード貼りを攻める事に・・・。
1日目和室の押し入れ、
床の間の壁下地、床下地、材料の加工
和室の「顔」である丸太の木口には
「ダヴィンチコード」ならぬ「重さんコード」が・・・。
和室の納まりは
「どのように切ったら、彫ったら、留めたら、突きつけたら良いのか」
謎解きをしながらの施工です。
2日目、式台、丸太の建て込み。
仮に丸太を立てて・・・・
式台との取り合いを加工して決まり・・・。
なんて早いんでしょう。
しかも生えているかの様に綺麗に部材同士がくっついています。
集中力フル稼働で重さん疲労困憊
お疲れさまです(・ω・)ゞ
今後の重さんの和室攻めを楽しみにしつつ
明日も現場に行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
現場も終盤戦。
期間的には長いですが
私には一日一日があっという間で
この現場が終わってしまうのにも
若干寂しさがこみ上げてきます。
でも、お引き渡し日に向けて私も戦います!
何と?
ドラゴン(化粧梁)を封印します。
ドラゴンに突きつけで天井ボードを貼ります。
言うのは簡単です。
しかし、
天井に貼るため、貼る瞬間は常に重力との戦い。
ドラゴンも生き物です。
まっすぐにボードを
切れば良いという訳ではありません。
まっすぐのボードをあてがうと
こんなんなります。
デコボコしている面にぴったり突きつけます。
ん?突きつけ?
前置きが長くなってしまいました;
封印する模様は次回のお楽しみにさせて頂きます。
「一事は万事だ!」
という重さんの言葉を思い出しつつ・・・・。
明日も現場に行ってきます。
こんにちは!
大工工事部のながともです。
前回の続きです。
本棚の縦板を入れる方法です。
左側にあるように定規を作っておき
高さピッタリに切った縦板の下を定規に合わせて
ダボを入れる位置を墨出します。
ダボを入れる穴を開けて
秘密兵器の登場です。
通称:ダボキャッチャーです。
画鋲に似た形をしており
このように使います。
そしてダボキャッチャーでつけた跡を目がけて
穴をあけて
縦板にダボを埋めて
差し込み、上からビスを打ちます。
このような仕組みになっております。
ボード貼った仕上がりがこちらです。
着々と仕上がりつつあります。
2階の造作仕事もあともう少し。
1階の仕事も進めつつ
明日も現場に行ってきます!