• September
    11
    2013

    ステップアップ

    もう一人の水曜担当・原田が、『水曜どうでしょう!』などと言っていたせいか、本家の方の新作がでるみたいですね。

     

    こんにちは、みやっちこと宮下です。smiley

     

     

     

    先日、ちょっと変わった階段を作りました。

     

    鉄骨と木のコラボ階段です。

     

    床板が張られているのです!裏にも貼ってあります!黒くてかっこいい!

     

    床で使用した木材を使ったのですが、実にかっこいい!

     

    お客様のこだわりの材料だけに、出来栄えには大変満足していただけました。

     

     

     

    私は、家を建てるという工程の中で、一番好きなのが階段です。

     

    一階から二階まで繋がるこの道を、下から徐々に繋げていくこの作業。

     

    日を追うごとにできていく様、開通したその瞬間、それぞれが充実感を与えてくれます。

     

    私は大工歴8年になりますが、今までにいろいろな階段を造らせていただきました。

     

     

     

    デビュー作は、既製品の階段。

     

    一直線に伸びるこの階段は一人前の大工への階段を登っていくかのようでした。

     

    デビュー作!階段好きになるきっかけになりました。

     

    初めての階段は先輩に見守られながら、ものすごく時間がかかりましたが、完成した日の夜に開通式だ!と言われご飯に連れて行ってもらいました。

     

    すごくうれしくて今でもしっかり覚えています。

     

     

     

    その後、「暖炉を囲む踊り場のあるストリップ階段」や「下がアールになっている階段」、「踏板の下が収納になっている箱階段」など

     

    少し変わった階段を造らさせて頂きました。

     

    右下に隠れているのが私です。完成!材料は大きな一枚の集成材の板から切り出しました。一段目の小さな空間も収納にします。こちらも三層パネルという板から切り出しました。開通!

     

    そんなちょっと変わった階段を造る度に、色々と他の場所との取り合いや納まりを考え、

     

    大工としても少しずつ自信がついていったように思います。

     

    まさに「大工の階段の~ぼる~♪」な感じです。

     

    大工の腕の見せ場は階段以外にも山ほどありますが、ちょこっとだけ語ってみましたwink

     

    階段を少しこだわってみたいというお客様!楽しみに待ってますよ~!

     

     

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    宮下 貴之(みやした たかゆき)

    一級建築大工技能士

  • September
    09
    2013

    やっぱり、平らで真直ぐでないと…

    ここ一週間、天気が予報通りいかず大変ですよね。

    今週は予報通りに、とお願いする今日この頃、

    みなさま、お疲れ様です。福田です。

     

    平成建設では、内製化や工務・大工が職人などが特徴なのですが、

    やはり、作り手の責任感の違いが、現場では大きく感じ取れると思います。

     

     

    具体的な一例をあげると、これではないでしょうか!

     

     

     

     

    見てください!!

     

    この光が全く漏れてない定規を!!!

     

    つまり、基礎の立ち上がりがすべて違うところの土台が、

    限りなく一直線であるということ。

     

     

    こういった目には見えないところに、

    基礎を打つ工務部・土台を伏せる大工工事部の責任感や誇りを感じます。

     

     

    弊社では、基礎天端±0㎜、土台天端±0㎜を目指す努力をしています。

    これらを目指すことにより、

     

    ・床の水平

    ・柱が真直ぐに建つ

    ・内造作の施工のし易さ

    ・建具の不具合が少ない

    など他にもたくさんの良いことに繋がります。

     

     

    そして何より、

    ろくでなし(陸でなし=水平でない)ではなく、背骨が真直ぐであるのが

    『人』も『家』も、気持ちいいですよねsmiley

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    福田 昌平(ふくだしょうへい)

    一級建築大工技能士

  • September
    05
    2013

    こだわり

    こんばんは。油谷です。

     

    タイトルのままですが、人それぞれこだわりってありますよね?

    建築現場にもいろいろなこだわりがあります。

     

    例えば、

    今僕が担当させていただいてるO様邸の建具と洗面台です。

    どちらも、O様がご自身で探してこられたオーダーメイドの家具です。

     

    雰囲気が出てて、素敵だと思うのですが、いかがでしょう。

     

    取っ手一つにも、こだわりが感じられます。

     

    鏡もおしゃれですね。

     

    格子の前の引き戸を開けると・・・

     

    実は階段なんです。

    この階段、当初は壁と格子に「ササラ桁」という側板を取り付け、そこに段板を差していく納まりで考えていたのですが、

    せっかくのストリップ階段ということで、このように段板を格子に差していく納まりにしました。

    他にも、力桁という板の上に段板をのせて、格子と階段を絡ませないようにする納まりも考えましたが、今回は前述の納まりにさせていただきました。

    当初の納まりより手間はかかってますが、できてみるとこちらのほうがすっきりして良かったなと思ってます。

    こんな感じで、現場ではこうしようか、あーしようか。こっちのほうが綺麗かな?それとも・・・と、毎日考えることだらけですが、それも大工のこだわり、楽しみだと感じてます。

    お引き渡しまでもう少し。明日も頑張っていきますか。

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    油谷 友弥(ゆたに ともや)

    一級建築大工技能士

  • August
    22
    2013

    造作仕事

    はじめまして。

    大工二年目、入社三年目の高橋直人です。

    今日から少しずつブログを更新させていただくので、宜しくお願いします‼

     

    今回は、自分が携わっている現場の作業についてご紹介したいと思います。

    今携わっている現場では、普段あまりお目にかかることのできない造作仕事が多く、大工歴の浅い自分にとっては

    すごく勉強になります。

     

    その中でも今日は、玄関の天井について紹介します。

     

    まず使う材料は、これ! 40ミリ程度の杉の角材です。

    これを6ミリの隙間で敷き詰めていきます。

     

    その際、角材にひと手間かけます。

    木目を浮かせる、浮造りという作業を施します。

    こうするとちょっとかっこよくないですか?

     

    さて、施工方法ですが、まず合板に10本程度ずつ、隙間・長さを調整し、先にベニヤ板に固定してしまいます。

     

    ここで難しいのが、均等な隙間の確保です。

    材自体のそりが強く、なかなか上手くいきません。

     

    それが出来たら、先に組んでいた下地に吊ります!

     

    これがまた一苦労。

    まず暑い!水浴びしたの?くらい汗が出ます。

    あと、狭い!コーナーインパクトでぎりぎりです!

    汗だくになりながら、何とか吊って、一部完成です!

     

    これを繰り返せば出来上がりです!

    今回いい材料が手に入り、本当にきれいです!

    実際自分は手元で作業していただけなのですが、一緒に作業している上司の知識、知恵、作業の工夫を身近で観察できる今の現場は、大工歴の浅い僕にとって勉強になることばかりです。

    今のうちに盗めるところはしっかり盗んで、いつかこういう造作仕事を任せた!と言われるようになりたいですね!てか、なります!

     

    文章下手ですけど、今回はこのくらいで!

     

     

     

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  • August
    21
    2013

    現場で自給自足!!!

    水曜ブログ請負人、4年目原田です!もう一人の請負人『みやっち』さんと水曜日を盛り上げていきます!よろしくお願いします。

     

     

    みなさん『水曜どうでしょう(笑)』

     

     

    さて暑さがまだまだ厳しいですが、最近みなさん、ご飯はちゃんと食べられているでしょうか?

     

    日本では年間一人当たり60kgのお米を消費するらしいです。

     

    そして60kgのお米を作るには約40坪の土地が必要らしいです。

     

    この40坪というのは一般的な住宅の床面積と同じです。

     

    すなわち皆さんが住んでいるお家の床という床に苗を植えれば、1年間食べるお米(1人分)が収穫できるというわけですね!

     

     

    と言うことで、僕が今いる現場でも大工さんが必死に苗を植えております。それがこちら

     

     

     

    苗と言っても使っているのは3cm角、厚さ0.5mm程度のプラスチックの苗です。

     

     

     

    決してこの一向に大きくならない苗を育てて食べようとしている訳ではありません。

     

    現場では現在『床張り』の真っ最中!ここで使用しているのは無垢材の【カバザクラ】と言うものです。

     

    無垢材は一般的なフローリングなどと違い、季節による気候の変化で膨らんだり縮んだりします。

     

    床を隙間なくピッタリ張ってしまうと、後々の気候の変化によって床板同士が押し合い、せり上がってきたりします。

     

    そうならない為に、この0.5mmの【スペーサー】を間に挟んであげるんですね!

     

     

     

     

    う~ん、しかしキレイな緑のラインが出来上がっていますね!こういったところで大工さんの性格が出ます!

     

    この職人さんは絶対『A型』ですね………はい、僕です(笑)

     

    床を張り終えれば大収穫祭、ざっと1500枚………明日も暑くなりそうです。

     

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    原田 宗広(はらだ むねひろ)

    一級建築大工技能士|二級建築士

大工の日々―平成建設職人集団
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