こんにちは!
大工工事部のながともです。
そろそろ夏が顔を出してきましたね。
題名の後に英語を混ぜると
ちょっとドラマチックになった気がするのは
私だけでしょうか?
仕事終わりに、刃物を研いだり
なんやかんやしていて
若干前の話になってしまいましたが・・・><;すみません!
ビシバシと床を貼っております!
個人的に大好きなブラックウォールナットの
フローリングです。
カワイイ、よりカッコいいものに
つい引き付けられちゃいます。
一方、坂内大工は・・・・
曲線の框に対して、床をピッタリ突きつけております。
・・・・・・。
見事です。
あっ、ところで
これはなんだ?
と、思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ベニヤ板で出来ている既製品のフローリングではなく
無垢の床板でやる事なのです。
基本的に床は凹の部分と凸の部分が
組み合わさって、はぎ合わせる形で貼るのですが
冬や涼しめの時期に床を「すき間無く」貼ってしまうと
夏や暑い時期に木部が膨張し
せりあい、床鳴りを起こしてしまうのです。
絵がつたないですがこんな感じです↓
なので意図的にパッキンを挟んで
床鳴りを防ごう。という事です。
無垢材は貼られても、
尚、生きているので。
この床板は長さがランダムなので
一度仮に並べてから貼られました。
玄関入ってすぐの廊下の空間なのですが、
どんな見栄えか楽しみですね。
この調子で
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
こんにちは 大工工事部の平松です。
きのう帰りに新人の時お世話になった工務部の大先輩に数年ぶりにお会いしました。
十年経っても忘れられない思い出がいろいろと湧き出てきました。
ちょうど目の前の仕事の難しさに愕然としていたところでした。心強い後押しをしてもらえたような気がして、とても感謝しています!
この曲がったの、やはり強敵でした。
上に掛かったり下をくぐったり、入り乱れです(笑)
渡邊さんから「命がけでやれよ」との言葉をいただきました。
この言葉もそうですが、一生忘れられない仕事になると思います。
組んでみないと解決できないところがあったので、手間はかかりますが、一度組もうという話になりました。
このあたりの仕口は自分の方で刻ませてもらいました。
気になってた下にくぐる箇所のくっつき具合も無事解決して、ホッとしているところです。
命、減った気がします(笑)
上にかかったところを下からのぞいた写真です。
かかりの浅いところにはダボもいれてありますが、それだけでは不安なのでさらにボルトで補強する工夫もしました。
新築の土台で使っているザボールという金物を埋め込み、上から締めつけます。
新旧の技術の融合がしてあるような箇所になりました。
組んでみて思うことは、やはり墨の精度がすごいという事です。
刻んでいる人が口をそろえて言っています。
実物がないのに頭の中でこのイメージができている事は本当にすごい事だと思います。
墨つけは小屋組みが始まりました。
さらに難しそうな仕事が待っているようです!!
命、なくなっちゃいそうですね(笑)
おまけ
彼も命がけです(笑)
こんにちは!
大工工事部のながともです。
そろそろ初夏を感じさせる日差しになってきましたね;
日焼け対策をしないと
顔のそばかすが・・・・。
という今日この頃です。
私が
軒天下地や、中の壁下地をやっている間に・・・・。
坂内大工は
現場に運び込んだキットカッ・・・・
じゃなくて軒天の仕上げの板を
一枚一枚丁寧に貼り進めております。
軒天のダークブラウンと破風のアイボリーの
色のコントラストがきいてて、
カッコいい軒天になりました^^
もうしばらくしたら
外壁の左官屋さんが来ますね
これからの職人さんの仕事も見所です◎
暑さに負けないよう水分と
美食に栄養をもらいつつ・・・
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
こんにちは!
大工工事部のながともです。
現場にずっしりとした長ーい物を
坂内大工と運びました。
破風(=はふ)と申します。
屋根周りの・・・・・
この部分を指します。
従来は下地材で
板金屋さんがグルッと
板金でくるんでくださったり
他の施工方法もありますが
こちらK様邸は化粧材の破風でございます。
その長さはといいますと・・・?
スケールの長さもMAXな5m超えです。
途中経過ですが白いケイカルの上に
破風を取り付けていきます。
化粧材で傷つけられないのと
長さ、角度を精度よく施工しないと
すき間が出来たり、片方が出っ張ったり、引っ込んだり・・・・。
ということで
いつもよりも増して坂内大工は慎重でした。
手元をやるのが精一杯で
その様子が撮れなかったのが残念!
足場が解体されるといよいよ間近で見られなくなってしまいますが・・・・
角の留め(45度の仕口)も・・・・
棟の拝み(手を合わせて拝んでいるように見えるので)の部分も
ピッタリくっついてます。
狭い足場で、長い破風を持っていってと
大変な作業ではありましたが
丁寧に坂内大工が取り付けてくださいました。
外回りの大工仕事も
もう一踏ん張りです。
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
こんにちは 大工工事部 平松です。
刻みに入って早くも2ヶ月経とうとしています。
時間が経つのが早くて、あっという間に夜になっている気がします。
体もだんだん慣れてきたようで、体内年齢も上昇傾向にあります。
15歳は無理そうです。期待させといてすいませんでした。
最近よく昼飯にこれを食べてるからかな。
カツカレー大。
このサイズ感を知らずに頼むと胃もたれします。
カロリー消費の激しい日は昼にこれを食べて乗り切っています!
そういえば年末に鎌倉の現場行った時のランチも衝撃的でした。
偶然その時、ものすごくおなか空いていたのでなんとか完食できました!
次の日までお腹空かなかったですが(笑)
暴飲暴食はやめましょう。。。
今回は柱の刻みです!
梁を横にし、下からホゾを差しながらひかっていきます。
柱ももちろん曲がったりねじれていたりしています。
梁と同様に小川さんがひかり板で墨をしてくれてあります。
梁より柱が大きいところもあります。
角出しといって、上に少しかぶらせるようにしておさめていきます。
反対に梁が柱より大きくて、横に角を出すところもあります。
どのくらい出すのが美しい納まりなのか。
そのあたりの美的感覚もいろんな人たちから話を聞きながら勉強しています。
通常だと柱を刻むのに鑿だけで仕事をするところだと思います。
今回は規格外の大きさの柱ばかりで、さらに全ての柱をひかりつけるということもあり、作業効率の良い方法を求められます。
そこで、このような新兵器も大活躍しております!
上がエグリカッター。下は小型のベルトサンダー。
木をエグり取りたい時に使える品物ですね。
荒ぼりしたり、微調整するのに重宝しています。
柱は予想よりも順調に進んでおります!
一方で梁の刻みでは・・・
そろそろこのひときわ曲がった梁にも手を加えようとしています!
これは・・・明日もカツカレーだな!