こんにちは!
大工工事部のながともです。
本格的に屋根瓦の工事が始まりました。
ウレタンの吹き付けが終わって・・・・・。
うねっと曲がったものが到着しました!
何かと言いますと?
玄関の框です!
坂内大工が小穴カッターという電動工具で
冷静かつ大胆に曲面の框に
しゃくり(=凹んでいる所)を作っております。
私は框をしっかり押さえつつ、
臨場感溢れる写真を撮らせていただきました。
私だったら
「ホントにココをしゃくれば大丈夫かな?」
「いやぁ〜不安だな〜」
と框を目の前に、数時間おののいてしまうのですが
静かに、しっかり確認して
さらっと加工する坂内大工を見てて
経験値の違いを感じました( ̄ω ̄;)
ところで
題名の
何を仕分けたかと言いますと・・・?
無垢板のフローリング材(=床板)です!
この床板は、
味が出るように
既に傷やへこみなどの加工がされております。
初めてお目にかかりました。
普段、床板はある一定の法則で均等に貼るのですが
この床板は「乱尺貼り」といって
ランダムの長さで床板が一箱に入っています。
この長さを施工の際、やりやすいように
必殺仕分け人!をしました。
さらに、無垢材の床板は、
従来の既製品の床板と違って
伸縮、ねじれが生じやすいので
少しでもそれが起こらないように
すぐさま開梱し、
お家の空気を吸わせて
馴染ませます。
味のある床板だけに
ワインみたいに熟成してるみたいですね。
これが床に広がって味のある空間になるのを
楽しみにしつつ現場に・・・・
おっと!
もう一つ味のあるものが!
こちらは規則正しく綺麗に並んでおります。
屋根工事もまとまりました!
今度こそ、
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
またやっちゃいました。
長澤ブログファンの皆様、期待を裏切ってすみません。
題名ってなかなか悩みどころなんです。
さすがブログの大先輩、調子のいいやり方を知っていますね。
ようこそ こちらは大工工事部の平松のブログです。
先日、保険屋の小母さ・・・きれいなお姉さんが、「作業服の人を見ると萌えます!」と言っていました。
テンションが上がるというような意味合いでしょうか。
そういう使い方するんだ!と学びました(笑)
という事で、今日は大工の萌えポイントを紹介していきたいと思います!
まずはこれ(笑)
胴縁カッターをアレンジしました。
大工さんしか意味わからないですよね(笑)
通常の状態はこうです。
超マニアックですいません(笑)
なぜアレンジしたかというと、建具があたる柱の面を平らにするという難問に直面したからです。
一見四角の平らに見える柱も、建具が当たるとなるとNGになるものばかりです。
さて、どうやってやろうかという所から話は始まりました。
自分なりに思いついたようにやってみましたが、なかなかの手間。
家の大きさは130坪もありますから、建具の数も相当あります。
少しでも早く終わらせる為に、小川さんから色々とヒントをもらいました。
過去に丸太に面を出すときにしていた仕事の話をしていただき、その話を元に今回の問題を解決する策を練りました。
上端がとりたい面です。柱がねじれ、反っていることが伝わるでしょうか。
これを芯墨から平行に、きれいに面をとりたいということです。
まずは同じ幅で作った定規を芯から平行に、両側に打ちます。
この段階ではビスを打っても大丈夫な部分がまだ残っていますから、面をとるならこの段階でやるべきですね。
そして特製胴縁カッターを定規に滑らせていくと、芯から平行な面をとれるというわけです。
安い材料でなかなか完成度の高いものができたと思います!
シンプルさと、安さ、早さ、高ナットのシルバーが萌えポイントです。
全ネジとナットでのばした部分が盤の下端と平らになるようにしてあり、定規のキワまで取ることが可能です。
前にお伝えした特製ルーターに近い考え方ですね。
しかしルーターとはパワーが全然違います。
硬いケヤキも難なく平らにしていってくれました。
過去には何度も硬い木のねじれや反りに困った経験があります。
この特製胴縁カッターがあれば・・・今後の仕事にも大きな可能性を感じますね!!
まことに勝手な見解ですが、面を出すのが格段に早くなって、小川さんもだいぶ萌えてくれていたと思います!
こんなので萌えてくれるのはタッキーくらいでしょうか。特製折りたたみ棚です。
どんな状況でも整理整頓は心がけたいものです。使い方もアレンジしてます(笑)
使われていないものがあったのでちょっとお借りしました。
話は変わりますが、新顔もチラホラと応援に来ております。これまでも撮りそびれた方もいます。
2課の駒井大工です!
大工工事部は人数が多いということもあり、1課、2課、3課、4課に分かれています。
最近のメンバーで言うと、千秋さんと自分は1課。写真の駒井大工が2課。小川さんとタキレンが3課。博康さんが4課。
社内事情ですが、全部の課の人がいるなんてなかなか見られない光景です。平成大工集団、総力戦ですね。
今後どれだけの社員大工が関わっていけるのか、というのも楽しみです。
ブログを書いてくれる人も出てきてくれるとイイなー(笑)
こんにちは!
大工工事部のながともです!
床テックが施工されて
一定の養生期間を経て
すぐさま・・・・・
床のフローリングを貼る為の
ベニヤを貼りました。
ウレタン吹き付け
(内壁面に吹き付ける白いモコモコしたスポンジ状の断熱材)
にむけて電気屋さんも乗り込み、
肩を並べての仕事です。
1階で設備屋さん待ち状態だった坂内大工は
2階の応援をしてくださいました。
これでウレタン吹き付けが終わったら
すぐさま天井下地が組めます。
ありがとうございますっ(ノ_・。)
外ではお待ちかねの・・・・・・
屋根の瓦が届きました!
一面、瓦の屋根になるのが楽しみです。
では明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
こんにちは!
大工工事部のながともです。
今日はなかなかお目にかかれない
お仕事を拝見しましたので
写真激盛りです。
現場では監督の志村さん
坂内大工
工務(住宅の現場で土工事、基礎工事、仮設工事を担う「多能工」の職人さん)の
中村さん(=下の名前の読み方から「哲さん」と呼ばれてます。)の
3人で打ち合わせをしております。
この箇所は後で床にタイルが貼られるので
「水平」にするために
レベラーという
セメント剤と水を混ぜたものを打設します。
最初にお目にかかれないと申しましたが
住宅の現場では工務さんがやってくれた基礎工事に
大工さんが木工事をする関係で
同じ現場に居合わせることが少ないのです。
しかも今回はお家の中での工務さんの仕事。
撮るっきゃありません!
(もちろん自分の仕事に支障が出ない範囲で^^;)
2階の自分の仕事をしつつ、
キリがいい所でちょくちょく
哲さんの仕事をおさえにいきます。
(哲さんご協力ありがとうございます)
打設前に吸水調整剤を基礎面に塗布し、
ゆっくりレベラーを打設します。
外では工務の青野君、小林君がレベラーの段取りをしています。
返事がキビキビしてて頼もしいです。
このようにタッピングをして
レベラーのなかの空気を抜きます。
トンボの先から出る一定の波紋が綺麗です。
一列目が終了し、私も2階に戻りましたが
ん〜!気が気じゃない!
何か撮り逃がしそうな・・・。
おっ!
設備の配管の穴が良い所に!
同じ要領で2列目、3列目と打設されました。
営業の中村さんも見守ってます。
水面というかレベラー面に逆さ富士のごとく
哲さんの真剣な姿が映ってます。
凹んでいる箇所が無いか、低い姿勢でのぞきこんでます。
「ここ、もう少し打った方が良いな。」
「あぁ、もうすこしほしいですね。」
と哲さんと青野君が
仕上がりを微調整してます。
二人で慎重にやり取りしながら
こだわりぬいてくれました。
すぐさまレベラーに使った道具を片付けて
今度は・・・?
近隣でお借りしている駐車場の・・・・・・
草刈りをしてくださいました
綺麗さっぱり!
ありがとうございます◎
同じ社内の職人さんの仕事が見られるのは
弊社だからこそ!ですね。
引き継ぐ現場に、愛着をもって仕事ができるのは嬉しいです。
その気持ちをかみしめつつ・・・。
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
こんにちは 大工工事部 平松です。
先日の九州の地震の映像は衝撃でした。
熊本城をはじめ大型建造物や民家が倒壊しているのをみると、大工としてもショックが大きいです。
自分の地元が長崎県というのもあり、色々と心配もつきないですが、今何もできないことがもどかしい思いです。
一日でも早く元の生活に戻れることを心より祈っています。
前回は梁の刻みに入ったところでした。今回はこれまでにあった様々な仕事を紹介していきたいと思います。
まずはこれ。車知(しゃち)継ぎといいます。
古材には多くの箇所にこの仕事がしてありました。
昔からある伝統的な継手であることが窺えます。
古材の欅を削って作った車知詮(しゃちせん)を打って、強固な継手となります。
上に飛び出しているのが車知詮です。これは仮組みの為、抜けるように穴を開けてあります。
梁の成がちがうものを継ぐので、小さい方の形をひかって(型どって)、五分ほど入れ込みます。
小口にひかりつけるのは、これまでと違ってまたちがう難しさがあります。
次は兜蟻掛部分の面越(めんごし)という仕事です。
梁の上部が仕上がりとして見えてくるところはこのような仕事を求められます。
もう一息というところの写真です。
このあともう一度くせをとって、あとわずかのすきまを無くしました。
車知継ぎもそうですが、こちらが構えるような仕事は、先頭をきって渡邉さんが向かってくださいます。
頼もしい大工さんの後ろ姿を見させていただき、自分達も奮闘しています!
千秋さんの首なが鑿も大活躍していますね! 兜蟻を逆さまにして刻んでいるところです。
矢崎さんも応援で来てくれました。隠れる所にかすがいを打って、材がグラグラしないようにして仕事をしていますね。
博康さんが入り組んだ部分を攻めています。
このあたりが組み上がったらどのように見えてくるのか、いつマスクが取れるのか、とても楽しみです!
仕事が出来たらその都度組みながら、距離や矩を確認しながら仕事を進めています。
棟梁が近くで墨つけをしておられるので、刻んでいて迷うところもすぐに解消しながらできる為、とても効率的な配置です。
写真見るまで気付かなかったですけど、この日は5人きれいに平行に並びましたね(笑)
奥では梁の墨がまとまり、小川さんが1階の柱の墨つけが始まろうとしています。
何度も言ってるような気がしますが、刻みが進むにつれてますます昔の大工さんの技術の高さを感じます。
渡邉さんも「素晴らしい!」とおっしゃっていました。
未来の大工さんにそう言ってもらえるように、一丸となっていい仕事を残していきたいと思います!