こんにちは!
大工工事部のながともです!
ここ2日間。
坂内大工は前に担当した現場の
吊り込み(壁紙屋さんが仕事を終えて扉をつけたり、養生を剥がす仕事)に
行っているため、一人寂しく・・・・・・。
と思いきや、、、
水道屋さんが床下の配管を回したり・・・
監督の志村さんと24時間換気設備(=ルフロ)の職人さんと
換気の配管を、どこに穴をあけて通すかといった
打ち合わせをしたり・・・・
はたまた、外では・・・・・
床テックが搬入されました。
床テックは主に2階の床に施工される
ALCコンクリートパネルのことで
1階に2階の物音が響かないようにする遮音性と
防火性を向上させる為の物です
床テックを施工する職人さんと私で
ここをこう貼って欲しい、ここは残して欲しい。
などの打ち合わせを経て・・・・・。
テキパキと貼ってくださっています。
さて、私も仕事に・・・・・。
あっ志村さん今度はユニットバスの
打ち合わせにかかってます。
私はちゃんと見守ってますよ。
背後では水道屋さんも作業中です。
私はと言いますと・・・?
屋根裏の通気くんの施工をしております。
何回やってもこの仕事に差し掛かるとき
無我夢中になれるので嬉しいですね。
時にはやむなく、この体勢でする時も・・・・。
そんなこんなで正味2日間、
自分の仕事をこなしつつ、屋根裏から見守っておりました。
さて次やることは・・・・・・
と考えつつ、
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
こんにちは!
大工工事部のながともです。
現場では・・・・・
窓が入り、雨風をしのげるようになりました。
さらに・・・・・
大量のスタイロフォームが搬入されました。
通常は・・・・・
このように工務の皆さんが鉄筋を組んで
コンクリを打設してくださった基礎に
断熱性を上げる為に
外壁面から3尺程の基礎を
ぐるっとスタイロで包むのですが・・・・・
私の背丈よりも
基礎が立ち上がっている箇所があるため、
このようにスタイロが坂内大工の手によって
ふんだんに敷き詰められております。
すき間もウレタンスプレーで
しっかり埋めて
お家の外から基礎を伝わって
ひんやりした空気がお家の中に伝わるのを
シャットアウトしてくれます。
そうこうしているうちに
外の防水紙も順調に貼られていきます。
現場を出る時間になって
達成感のため息とともに
坂内大工の手には・・・・・・
おっ!!ウレタンスプレーのオブジェがっっ!
ウレタンスプレーを使い切ったものなのですが
わずかにノズルから出てきたウレタンをくっつけて繋げたものです。
現場にしかお目にかかれない
小さな芸術ですね◎
ちゃんと会社に戻って
使い切ったウレタンスプレーも
ガスを抜いて分別です。
私もそろそろ・・・・・・
彼と向き合う時がやってきました。
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
こんにちは!
大工工事部のながともです。
現場では防蟻屋さんが黙々と・・・・・
防蟻剤を吹き付けてくださいました。
(写真下部のほんのり青くなっている所です。)
防蟻剤は、本来、無色透明でホウ酸が混ざっている液体で
人体に影響ないものですが・・・・・。
透明だと「あれ?これ吹いてあるのかな?」
と確認しにくいため着色してあります。
かき氷のブルーハワイみたいな色の液体なのですが
飲めませんので現場で見かけた際は
くれぐれもご注意ください。
話はさておき・・・・。
防蟻剤が吹き付けられ、
少し乾かして、施工後に雨で濡れないように
雨養生もしてもらうのですが・・・・・。
防蟻剤は外側からも内側からも吹いてもらう為
やむを得ず、外からしか吹けないベニヤは
外しておいて防蟻屋さんに両面を吹いてもらってから
再び貼ります。
防蟻屋さんに吹いてもらう為に
仮止めしていたベニヤを外す
↓
防蟻屋さんに防蟻剤を吹いてもらう
↓
吹いてもらったベニヤを貼る
↓
貼ったベニヤの所を防蟻屋さんが雨養生する・・・・。
ん・・・?
ちょっと待てよ?
これ、ウチがテキパキ貼らないと
防蟻屋さんの仕事が止まっちゃう!
・・・・・ということで
防蟻屋さんと私の追いかけっこが始まります。
すぐさま鉄砲(=釘打ち機)を片手に
足場に出てパチパチ
ベニヤを貼っていきます。
あ〜どうにか間に合いました。
防蟻屋さんありがとうございました。
ちゃくちゃくと外の工事がまとまってきました。
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
なんか、つられてしまいました。
ようこそ。 ここは大工工事部 平松のブログです。
先日、T様が加工場にいらっしゃいました。
古材を集めるのに十何年もかかったということを初めて聞きました。
あらためて、心して仕事に励まさせていただきます。
さて、前回もお伝えしましたように梁の刻みに入っています。
梁だけでも色々な樹種を使ってあります。
杉、檜、松、栗、欅 は確認しています。
前にお伝えした、面出しした部分がわかりますでしょうか。
写真だとわかりにくいですが、上の幅が大きく、下が狭くなるようにして上から落とています。
こういった事も理解してから墨を出さないと、仕事がとまってしまいます。
いいところを写真におさめてもらっていました(笑)
相手が古材になってからは、研いできた刃物も一日ももたず、切れなくなっている感じがします。
材が大きいのでつい大きな鑿を手にしてしまいがちですが、小さな鑿をうまく使うようにと教わりました。
研ぐのも楽だし、崩していくのは小さな5分の鑿でも充分なんですね。
大変勉強になります。
右から突き鑿、穴屋鑿(首ながという方もいます。)、普通の叩き鑿。
長いのは今まで使ったことなかったです。
今回は材が大きく、深いところや大きな面をさらうのにとても重宝しています。
話は変わりますが、角のみを古材でも使えるように改造しました。
何度か改良を重ねて、現在この形です。
芯に合わせる苦労からは逃げられませんが、かなり役立つ予定です。今後さらに改良を重ねていきます!
ルーターも色々やって、現在この形です。
2階の柱の根ホゾ(下のホゾのことです)の胴突き部を平らにするために工夫しました。
水墨(水平の基準墨)から平行に当て物をして、その上を滑らせるように特製ルーターを使えば、水平な面を取れるというわけです。
ルーターでなくても出来そうですね。困った事が出てきたらちがう機械でも試してみたいと思います。
しかしだいぶマニアックな話になってきました(笑)
やった事をすぐ忘れてしまう悪い癖のある自分にはとてもいい、仕事日記を書いてる気分です。
自分は、こういった工夫をしている時が夢中になってとても楽しいです。
新しいものを生み出すというより、昔から手を動かしながら色々なアイデアを出していくやり方が一番性に合ってます。
数がありますからね、うまく使えると格段に生産性がよくなると思います。
やっぱりこの仕事、おもしれェーー!!です(笑)
こんにちは!
大工工事部のながともです。
今回の現場は「ふかす」箇所が満載なのです。
まずは外壁面。
一度お家の構造耐力を担う
「耐力壁(=写真下部のちょっとピンクい色の板です)」を貼って
・・・・と従来はそれで終わりなのですが、
9センチの幅の間柱をさらに抱かせております。
ん?
なんで、ふかせる必要が?
その答えはこちらです。
ニッチ(飾り棚)がつくのです( ~-ω-~)
外部なので小さな植木鉢を置けますね^^
ニッチの上部の曲線も、坂内大工がせっせと施工しておりました。
私も負けじとココをふかしました。
外で私がふかしている間に・・・・。
あっ。この写真じゃなくて・・・・
マンションの内装と似た方式で
内部の壁も坂内大工の手によってふかされました。
ウレタンの吹き付け前まで
まだまだ道のりはあります。
明日も現場に行って来ます(・ω・)ゞ