みんなで休みを合わせて、三重にいってきました。
土壁と伝統工法で家づくりをしている現場を見学してきました。
大工さんとも話ができて、いろいろ刺激を受けました。
現場の近くに大きなお寺があったので寄り道
檜皮葺の立派な門です。
行ったメンバーです。
こんにちは 北村です。
私事ですが、この11月から人事異動に伴い本社の静岡から神奈川勤務となります。
今は残りの業務と引っ越しの準備に追われて、何かと忙しくしています。
これまでお世話になった同僚や協力業者の皆さん、お客様の顔を思い出しながら、
そしてこれまでの自身の仕事を振り返りながらふと頭の中にある言葉が浮かんできました。
『吾唯足知』
「われただたるをしる」
石庭で有名な京都の龍安寺にある蹲踞に刻まれた禅の言葉でご存知の方も多いでしょう。
「足る事を知る人は不平不満が無く、心豊かな生活を送る ことが出来る」ということだそうですが、
自身に言い聞かせるとすれば
「多くの方々の協力や支えがあってこそ、今の自分があることに満足し感謝しなさい。
己の技術や知識、教養はまだまだ足りないことを知り、
好きな仕事ができる境遇や勉強するチャンスが与えられることに満足しなさい」
といったところでしょうか。
新しい土地でも、不安は何かとありますが心を落ち着けて自分らしく仕事できればなんとかなるさ!
もう11月ですね。
高橋です。
前回までチーク祭りについてブログを書いてきましたが、今日は本物の祭りを少しご紹介したいと思います!
僕の地元は、四国は愛媛県、新居浜市というところなのですが、毎年10月16・17・18と新浜太鼓祭りが開催されます。
ご存知の方はいらっしゃいますか?
四国では有名な喧嘩祭り、男祭りで、その3日間は学校も休みだったり、会社が休みだったりもします。
それくらい、市民全員が大好きな祭りです。
これが太鼓台。中で太鼓を叩いてる人がいて、その太鼓台をそれぞれの地区ごとの男たちが全力で支えます!!
地区ごとに、太鼓台があるんです。
しかしこれがまた重いんです!!でも、かっこよくないですか??
写真のように、みんなニッカに足袋なのですが、その格好にあこがれたりもしていました!!
大工の今では、よくはきますけど。
この太鼓台を担ぐことを、「太鼓をかく」というのですが、その優雅さを競うかき比べや、
太鼓台同士をぶつけ合う、喧嘩があったりします!!
本当に自慢の祭りなので、機会があれば是非一度見に来てください!!
後悔はさせません!!
祭りはこのくらいにしておいて、
今現場では、和室の天井が施工中です。
皆さん、網代(あじろ)ってご存知ですか??
今それを施工しています!!
薄い木の皮を編みこんでいるもので、一部の網代を自分たちで編む予定です!!
まだ施工途中なのですが、完成が楽しみです!
また施工後にはご紹介しますね!
では今回はこの辺で。
この写真どこか変じゃないですか?
カメラが壊れているのではありません。 肉眼でも歪んで見えます。
こんにちは、宮下です。
写真は、先日散歩の途中で寄った、沼津御用邸の東附属邸での一枚です。
このガラス、古い建物ではよく見られる「手延べガラス」という、
一枚一枚手でつくられたガラスです。
現在では、機械生産がほとんどで、ほとんど作られていないそうです。
機械で作られた透き通ったガラスとは違った、「味」がありますよね。
太陽の光もこのガラスを通すと趣のある影が映し出されます。
人の手で作られるもの、機械で作られるものそれぞれに良さがありますが、
人の手が加わると温かみがあるものになる気がします。
こんにちは!新人大工の内藤です。
さて、突然ですが、今日は皆様にとある漫画をご紹介したいと思います。
その名も、
です。
どんな漫画かというと、『天才柳沢教授の生活』などで知られる女性漫画家の山下和美さんが、若手数寄屋建築家の蔵田徹也氏(仮名)に出会ったことをきっかけに一戸建ての数寄屋を建てる決意をし、実際に建てるまでの日々を描いたエッセイ漫画です。
内容的には、これから新たに家を建てようとしている方におすすめできるのは勿論のこと、各話の最後には蔵田氏による、数寄屋や日本の伝統文化などに関するコラムが書かれていて、そうした物事に興味のある方にもぜひ読んでみて頂きたい一冊です。
そして余談ですが…実はこの蔵田さん、僕の大学の研究室の先輩だったりします。
蔵田さんは、一度は某大手ゼネコンの設計部に勤めながらも、数寄屋や能楽堂といった日本建築への情熱のあまり、退社、独立して設計事務所を立ち上げたという経緯をもつ方なのですが…
ゼネコンやハウスメーカーでの仕事ではなく平成建設で大工になることを選んだ自分としては、勝手ながらもなんだか親近感を覚えてしまう先輩の一人です。
また、先日、研究室関係の集まりで蔵田さんに久し振りにお会いしたときには、
「僕のところも設計士は足りてるんだけど、施工する職人さんがなかなか見つからなくてね~… いつか、内藤君のところと仕事できたりとかしたら面白そうだね!」
といった、なんとも嬉しい言葉をいただいて、
「こちらこそ、ぜひ一緒に仕事してみたいです!!」と思わず即答してしまいました。
いつの日か、蔵田さんと一緒に本格的な数寄屋を建てられるような時が来るまでに、しっかり技術を身につけていきたいと思います!
『数寄です!』の中に出てくる蔵田さんは、普段はとても温厚で気さくな方ですが、数寄屋に対するその情熱の持ちようは、紛うかたなき「職人」の姿です!