こんにちは 大工工事部の平松です。
春も終盤ですね。暖かくなってきました。
少し前の話ですが、沼津の大工工事部はベビーラッシュでした。
加工場で仕事していた2週間程の間に、後輩の「今から病院行ってきます!」を二人も見送りました。
生き急いでる自分は、同世代ながら子供に関しては少し先輩面したりして。
子は鎹なんていう身にしみる言葉もありますが、たくさんエネルギーをもらって頑張って下さい!おめでとうございます!!
さて、鎌倉は寒さから解放されて色々な生物が出てきました。
現場も寮も山をしょっている為、日頃マンション暮らしの自分には信じられない大きさの奴らが出てきます(笑)
休憩中に手作りホイホイを作りました。端材にブチルテープを貼って、中央に魚肉ソーセージを置くだけ。1分で作れます(笑)これは寮に置きます。
まだ捕まっていませんが、これを誰がどう処分するかというのが残された大きな問題です(笑)
現場の方は・・・造作窓がまだ終わりません。
こんなメンバーだったら、いつものアルミサッシだとすぐ終わるのにな・・・なんて思ったり。
かれこれ2ヶ月以上闘っています。
開口部は室内から障子が2枚(見込み33ミリ)、ガラス戸2枚(見込み42ミリ)、網戸1枚(見込み33ミリ)、格子1枚(見込み40ミリ)となっています。
よって、どの窓にも溝が6本あります。鴨居のパーツは最大4ピース!
誰がどれをやるか。こちらもなかなかの大問題ですが、こちらの問題は皆とても前向きに立ち向かってくれるので助かります。
連結の出窓は自分が担当しています。手前は玄関。奥は書斎の窓になります。外から見ると大きな窓に見えます。
連結だから二箇所分ですが、この量。 お腹いっぱいになりそう(笑)
窓なのに柱や梁がつきます。枘を抜いて、楔でグイグイと引っ張ってつけてるところ。
手前は原田作です。これも出窓といってもおかしくないですよね(笑)
柱の下には古材の持ち送り部材も取り付ける予定です。
窓がついてきたので、外部の壁の下地も始まりました!
おやおや、またおじさんが増えましたね。
同期のたっちゃんこと、立木君です!
僕は個性豊かな同期に恵まれていますが、その中でも異才を放つ男です(笑)
賑やかになってきました。タッキーズカフェも毎日満席です。
どうぞお立ち寄り下さい(笑)
日に日に暖かくなりだした今日この頃
布団も気持ち良さそうに干されております
こんな日は布団と一緒に干されていたい原田です
現場では瓦屋さんにより『のし瓦』が積み上げられていき
風格が一層出てきました
下界では大人5人がかりで運び込まれる物体が
いい大人達が『重いーー』『背が低くて肩に当たってねーじゃねーか』と楽しそうに運んでいたもの
実はこれ以前書いたバルコニーのパラペット部につく笠木なんです
鉄製で重さは1本40㎏もありとっても重いです
これを斜めに切るのですが先の方が少し上がっているのがわかりますか?
これがいい仕事なんです何はともあれまずは長いのをズバッと
続けて短いのもズバッと
簡単に書いてますがかなりの微調整を繰り返しシビアに切っている現実
そして合わせるとこんな感じ
ここでさっきの斜めの理由が発覚!
中央が凹んでますよね?
雨が降ったときに水が流れるように内側にほんの少し勾配を付けてるんです
これが少し狂うと全体がガッタガタになるのでほんとに慎重に角度を出して切るんです
平面なら45度に切ればいいだけなので簡単なのですが、、、
この話をわかる人は相当空間把握能力が高いです
きっと若い大工でも意味がわからない子は多いでしょう
短いのをもうひとつ切って微調整をしてあてがってみるとこんな感じ
良さそうなので溶接するのですがバルコニーはFRP防水が施されていて火気厳禁
なので下におろして溶接
が、ここで一仕事
歪んだまま溶接するとそのままくっついてしまい努力が水の泡になってしまうので
高さをしっかり出すために這いつくばります
そして全てが決まったらやっと溶接
(注)これは原田ではありません
この光を直視すると夜に目が痛くなって寝れなくなるそうです、、、
恐ろしや、、、
終わったら手摺の柱が入る支柱も溶接
(注)これも原田ではありません
裏返して笠木を固定するための金具も溶接
ライトの感じでかっこいい雰囲気を醸し出している
(注)これを撮ったのは原田です
そして完成!
置いてみる!
無事据わりました
いやーよかったよかった
正直やったことない仕事ばかりで上手くいくのか不安だったのですが無事に終わってひと安心です
すぐ終わったように見えますが実は3日間付きっきりでやっていました
少しでも角度が合わないとガタガタになってしまうので時間がかかりました
終わると同時に早く木に触りたい症候群が発症
やはり木がいい
向こうでは平松さんが楽しそうに木を刻んでいる、、、これ見よがしに、、、
平松さんは名前が哲朗(テツロウ)なのですが、なぜか周りからはテツオと呼ばれています
ふと思う、、、鉄関係は『鉄男』さんに任せれば良かったなと
終わりに
最近暖かくなってきたので夜ランニングを始めました
鶴岡八幡宮の参道は夜桜がライトアップされていてとてもきれいです
おしまい
こんにちは、大工工事部四課の石川です。
桜満開!!
春ですねー!
今年は雨の日が多くて、お花見できない日が続きましたが、皆さんはどうでしたか?
私は晴れた日を狙って、昼休みに現場周辺を散歩しがてら、満開の桜を見てきました。
なんと、チューリップも!
一方、現場では、
先日、前回のブログで予告した鉄扉(てっぴ)の取り付けが行われました。
「てつとびら」ではないですよ。てつとびらと書いて「てっぴ」と読みます。
今回は、扉の部分ではなく、扉の周りの鉄枠が取り付けられました。
鉄でできていて、かなりの重量があるので、クレーンを使って吊り上げます。
そして、建物と足場の隙間を、細心の注意を払って、取り付け位置まで降ろしていきます。
絶妙な操作でスイスイ作業を進めるのは、鉄工所の職人さん達。
さすがプロですね。
枠の裏側から、たくさんのボルトで締めて固定します。
枠が付くところの下地を自分が組んだので、ちゃんと取り付くか心配でしたが、
じゃん!!
こんな感じで、無事取り付け完了です。
段々、蔵っぽくなってきましたね。
後日、仕上げの塗装がされて、ピカピカになりました。
次は、この枠に、霧除けを取り付けていきます。
まだまだ、蔵から出られそうにないですね。
霧除けの取り付けはまた次回までのお楽しみです。
少し、蔵を出て本屋へ…
ん!?
おやおや!!
私が、蔵にこもっている間に、手元の照らし方に変化が!
壁から野縁を伸ばして、そこに照明をセットするのが流行っているみたいです。
野縁の根元がフレキシブルに動いて、かなり調子がいいみたいですよ。
そして、
厚木からの助っ人、加藤君です。
沼津での埋木で残ってしまったところを進めてもらっています。
沼津や厚木からいろんな人が鎌倉に集まって、一緒に仕事ができるのは、本当に貴重な事だと思います。
こんなに多くの人が関わる現場はめったにないですからね。
そろそろ、蔵にも助っ人来てくれないかなぁ(笑)
やっとこさ晴れの日が来ました。
いやぁ~温かいですね。
日向ぼっこして、ぬくぬくしたいですね・・・zzz
春夏秋冬関係なく、ねぼすけな大工工事部のながともです。
早いもので新人研修も3日目です。
この日はT様邸の材料の下準備のお手伝いをさせていただきました。
現場でやるのも、このように塗装や、木材の加工も大工仕事の一環なのです。
欅(けやき)の木口周辺の割れを防ぐために
ボンドを塗って「割れ止め」をします。
この材料はしばらく加工場に保管しておくのですが
その間に木目に沿って割れ目が出来てしまうのを防ぐために塗ります。
一心不乱に塗っております。
そういえばこの日は、新人研修の模様を取材しに
テレビ静岡さんが弊社にいらっしゃいました。
主役は何を隠そうこの私・・・・ではありませんよ^^;
ピッチピチの新入社員たちです。
もちろん彼女たちの作業風景やインタビューも受けておりました。
眩しくてすみません。
インタビューを受けたときはこのように「眩しっ!」っていう感じです。
写っているのはディレクターの望月さんです。
撮る人をちゃっかり撮ってみました。(許可いただいてます。)
事後報告になってしまいましたが、
4/10(月)15:50~16:50
テレビ静岡「てっぺん静岡」にて
この新人研修の模様が放映されました。
社内でも「録画して見たよ(^_-)-☆」
社外でも「この前、テレビ出たでしょ?」
とのお声をいただきました(照れますね//▽//)
なるべくありのままを・・・・と思って自然に振る舞っておりましたが、
どうしても肩に力が入るというか、ガチガチになりますね^^;
テレビの取材しかり、新人研修しかり
どこまで大工の楽しさや、やりがいをお伝えできたか私には分かりかねますが、
この数日間、ドタバタしておりましたが、楽しませていただきました。
5月には工務部で「多能工」として鍛え上げられてきた男性社員が大工工事部に配属されます。
彼らを歓迎する準備を進ませつつ・・・。
明日も事務所に行ってきます(`・ω・´)ゞ
どうも渡邊です。
T様邸フル稼働で進行中ですが、
週末は別の物件へ行きました。
「アフターメンテナンス」です。
今回は2年前に竣工されたS様邸の点検行きました。
監督兼棟梁の博康さんとサブの自分の2人で進めた現場です。
シーリングの劣化や
給湯器の不具合、劣化等の調査
ほかにもフィルターの汚れ、建具の確認、クロスの割れ等約50項目の点検をします。
もちろん造作仕事の割れや隙間の確認も。
新築時は綺麗に仕上がるのは当たり前です。
何年か経って出てくるかもしれない被害を最小限にするのは大工だと思います。
今回も特に問題なく終了しました。
さて鎌倉。
外壁に絡む浴室を先行して進めていきました。
壁の下地、不陸調整後
ケイカル張り、ブロック積みが行われ、
FRP防水(繊維強化プラスチック)を施します。
このFRPは車体やプールなどはば広く使われています。
めちゃめちゃ強靭でブロック叩きつけたとしても割れません。
落としたことありませんが。
ベランダや在来浴室を行うときには必ず行っています。
入口や窓回りは特に気を使います。
境目の処理が甘いと木部に水が浸入し、
腐食、カビ、白アリの原因になります。重大な欠陥にならないように未然に防いでおきます。
この窓の石敷居を乗せないと窓ができなく、外壁ができないので先に進めていました。
さらに敷モルタルで保護をして、窓に取り掛かります。
設備屋、防水屋、石屋、左官屋が絡む仕事を止まることなく進められたのは
小川さんの段取りの良さだと思います。
現場の話はこのへんで。
先日文房具コーナーで見つけたこのアイテム。
ただの鉛筆削りではありません。穴が3つ付いていて
先をちょっと加工する穴を通したPENと
お尻をちょっと加工する穴を通したPEN
これが
んーーーー!!
まさかのPENに!!
鉛筆の消費量は小学生の時よりも使っていると思います。
短くなると「銀のアレ」が出てきますが太さが微妙に変わり
耳から落ちたり持つ感覚が変わるので僕は使っておりません。
そんな中で見つけたこれ!最近衝撃を受けた商品です。
文房具屋に置くより道具屋に置いた方が売り上げ上がるんじゃないかなと思います。
おしまい。