春キャベツ、
菜の花、
たけのこ、
八百屋さんやスーパーの野菜売り場で見かけるようになりましたね。
これから見かける木蓮の花が好きです。
とくに純白の木蓮の花は
眺めてると気持ちが洗われる気分になります。
改めましてこんにちは!
春夏秋冬食いしん坊全開な
大工工事部のながともです。
(唯一パクチーが苦手です。)
先日お休みをいただき、
特製「梅ジャムパウンドケーキ」を大量に焼いたので
差し入れがてら、用事を済ませるために
電車に揺られて遠出をしました。
こういった大通りは視界が抜けてて好きな景色です^^
この日は雨もぱらついていて
ひんやり肌寒かったのですが・・・・
現場の中は温かかったです(*´ω`*)
差し入れがてら伺ったのは・・・
木村大工担当の新築住宅の現場です。
荒木大工と強力助っ人の重森大工が作業してました。
休憩時間にお邪魔したので勇姿を激写出来ませんでしたが;
2階は80%、1階は70%出来上がっているでしょうか?
「いや、まだまだあるわ!」
ってツッコまれちゃうかもしれませんが^^;
事務所でする会話と、現場でする会話は違うので
こうして現場の声を聴くのも大事だと改めて感じました。
差し入れたケーキ、お気に召していただけましたでしょうか?
タイトルの「差し入れをしに行った理由。」は
やっぱり現場独特の「匂い」というか「雰囲気」を嗅ぎたくなったからです。
かれこれこの4年間はその「雰囲気」に囲まれていたこともあり
時々寂しくなります。
なので今の自分の仕事もこなしつつ、
もっとフットワーク軽くして
もっと現場のお力添えができるようにしたいものですね^^
そんな理想の自分を追いかけつつ
明日も事務所に行ってきます(`・ω・´)ゞ
こんにちは、大工工事部四課の石川です。
そろそろ花粉の季節がやってきましたね。
外仕事をする私たちにとって、1年で1番過酷な季節がやってきました。
鎌倉の現場は山の中…
毎日、見えない敵と格闘しています。
それはさておき、先日、渡邊君のブログでも言っていた瓦上げが行われました。
当日は雲一つない快晴でした。
まさに、瓦上げ日和!
地面から伸びた梯子が途中からぐにゃっと曲がって棟まで伸びてますね。
荷揚げ用の電動ウインチを使って瓦を上げていきます。
瓦の枚数は、本屋、蔵合わせて6500枚!!
本屋だけでも5000枚あります。
1日で終わるのかなぁと思ってましたが、
昼休みには大屋根のほとんどが上げ終わっていました!
仮置きの状態でもきちっと並べられていて、気持ちがいいですね。
葺き上がりが楽しみです。
屋根の下では、筋交い、間柱など壁下地工事が進んでいます。
建て方後、屋根材であふれかえっていた現場も、だいぶすっきりしてきました。
普段は難なくできる筋交いも、今回の相手は古材です。
いつも通りにはいきません。
こんなところに筋交い!?
ってところもいっぱいあります。
差し金や自由矩(じゆうがね)を駆使して、古材の型を取っていきます。
一本一本形が違うので、型の取り方も様々。
こんな形の筋交いも、ぴったり納まりました。
瓦上げが終わり、屋根の上に瓦の重みがかかると、多少ですが、躯体が沈みます。
窓や建具が取り付けられるところは、高さが下がってしまうと建てつけが悪くなってしまうので、瓦をのせてから高さの基準墨を出していきます。
高さの基準が出たら、いよいよ窓造作工事が始まります。
おっ!
何やら新たな機械も搬入されました。
どんな活躍をしてくれるのか楽しみですね!
どうも渡邊です。
去年末になりますが友人が結婚すると報告を受け、
何かお祝いを!ということで思い立ち↓
ウェルカムボードです。某キャラクターが好きな友人。
木製商品はレーザー加工モノが多いですが、削り出ししかできなく、自分の中では味気ないと思っていたので
埋木したり、立体感出したりしてみました。
とても喜んでもらいました。
家作りと同じで、その人のために作り、
喜んでもらえたときが最高の瞬間だと思います。
さて、鎌倉。
主力2人が抜けた現場ですが3人で蔵の上屋根に取りかかりました。
一次屋根の板金葺きが終了したので5寸角の「転ばし母屋」を据えました。
この母屋が斜めに置かれるのは蔵特有の姿です。
垂木を並べ、通気胴縁、上野地を張り終了!
上屋根はすぐ終わったんだなと思われた方!誤解してますよ。
垂木の間、母屋の間など隙間をすべて網で塞いであります。
山に囲まれた場所にあるためリス、小鳥などの小動物や昆虫が多くいます。
これは屋根の奥まで入っていかないようにしました。
手間はかかりますがやってよかったと思える堅い仕事ではないでしょうか。
背の高いタッキーが終始屈みながら作業してくれました。
そして約2ヶ月の屋根工事は終了となりました。
と同時に瓦屋さん登場!
静岡藤枝に会社がある瓦屋さん。社寺を多く手がける職人さんです。
この現場のために住み込みで来てくれました。
あっと言う間に瓦の下地を組み上げていきました。
この軒先に取り付けられた瓦面戸も普段は樹脂製のものを使いますが、
こだわりで木で刻まれています。
「このようなことをするのは社寺ではあるが住宅ではやったことない。」
という瓦屋さん。すごいの一言です。
数日後には瓦上げが始まります。瓦だけで総重量30トン!
葺き上がるのが楽しみです。
僕らは筋交等外壁工事が始まります。
最後に道具屋利兼さんへ
管理上当社のブログにはコメント書き込みができないため、利兼さんのブログでコメントをしていただき、ありがとうございます。
http://d.hatena.ne.jp/toshikane/20170202/1485984241
ブログは毎日拝見させていただいております。
入隅カッターに関しましては、本目的の床張りにはまだまだ取りかかれておりませんが、またいくつか出番が出てきましたので改めてご紹介できればと思います。
本当に買ってよかったと思う素晴らしい道具です。また替刃購入の際にはよろしくお願いします。
こんにちは 大工工事部の平松です。
先日、静岡で行われていた「技能グランプリ」の見学に行ってきました。
日本の技術が集合したようなイベントで、どこの職種も気になるような内容の大会でした。
建具の課題です。ものすごく難しそう・・・
大工としては建築大工の所がやはり一番気になります。
全国から集まった大工の猛者達を目の前に、仕事の進め方や道具など食い入るように見てました。
課題は一級技能士の課題のさらに上のレベルというような内容でした。
ベテランばかりかと思いきや、自分と同じくらいかもう少し若いような職人さんが多かったような気がしました。
同年代のハイレベルな大工姿に、良い影響受けてきました!!
さて古材の現場は、天候にも恵まれてほぼ手を止める事なく大屋根までまとまりました。
現在は沼津で原田君と窓周りの部材を加工しています。一人じゃとても終わりそうもなかったので、頼もしい助っ人が来てくれて助かりました。
シェフのいない鎌倉寮がどうなっているのかやや心配です(笑)
少しさかのぼりますが、破風の後は広小舞~淀のあたりを取り付けていました。
博康さんも書いてくれていましたが、破風の拝みの所は空かせていますから、登り淀もその分空かせました。
つける仕事には慣れていますが、木の動きを予測して空かすというのは難しい仕事でした。
周りの部材は広小舞、淀、二重淀と三枚重なってくるのですが、今回角の部分は留めでということになりました。
木の癖にもよりますが、45°に切って取り付けるだけでは空いてくるなと思い、工夫をすることにしました。
手間をかければ色々な手段も思いつきますが、なるべく手間のかからないようないい方法はないかと模索しました。
厚木のリーダーに教えてもらいました。波釘という物です。(現場の写真撮り忘れたので木っ端に打ってみました)
打ち込むのに少しコツがありますが、割れにくく、留めの先端近くまで効かすことが可能だと思います。
そして、博康さんが探してくれた剣山のような金物も使ってみました。
かなりの数の刃が出ているので、ちょっとのことでは動かないような力強さを感じました。
自分は50と90の釘をペンチで曲げて鎹(かすがい)を作ってみました。
コの字の下の方を少し広げるようにして打ち込むと、2本の部材が引き寄せられるようについてきます。
鎹は今でも新築現場で構造金物として使われている金物です。シンプルな作りというのもあり、かなり古くから使われている金物だと思います。
構造計算的には弱い金物だと言われていますが、リフォームの現場をいくつも見てきた中で鎹という金物は強いという感覚を持っています。
どれが正解かなんて何年も経たないとわからないことですが、様々な手段があるということは大工としての強みにもなります。
うちの会社は100人も大工さんがいるんで、一つの問いにたくさんの答えが返ってきます。とてもありがたい環境です。
寒さのあまりパカッといってしまいました。
ここにもにも鎹を打ちたい(笑) 痛くないやつ。
ニュースでちらほらお花の話が取り上げられておりますね。
梅の見ごろ情報によりますと
「2月5日現在、熱海梅園が見頃のピークを迎えています。」
とのことです^^
春を待って咲く桜よりも
春を連れてくる梅がいい
という言葉がこの時期に頭をよぎります。
改めましてこんにちは!
大工工事部のながともです。
私のパソコンのモニターの上は・・・・・
右は昌平さんが私の消しゴムハンコ作品にぬり絵でデコってくれました^^
タイヤもカスタマイズされてます。(さすが昌平さん!発想が豊かです*)
左には私の[居場所看板]があるのですが
(大工事務の先輩である藍さんのお手製を譲っていただいてます。)
この日は私は現場に行きました。
現場といいますと?
住宅?
マンション?
いいえ・・・・・違うんです。
お話をしに行ってきました。
一昨年の10月に静岡県内のとある小学校で
講演をしに行かせていただきました。
今回は後輩の女性大工が担当していたのですが
日ごろ頑張りすぎてしまったのか風邪をひいてしまい
急きょ、「代打ながとも」で行ってまいりました。
(厳密には現在事務ですが^^;まだ大工を引退していません!講演も経験済みでいくらか慣れているので)
ちなみに私の他に、女性の建築士(設計も現場監理もする。)
男性の看護師と講演者二人がいらっしゃって
性別にとらわれることなく職業を選べますよ。と小学生にお話しするのが目的です。
お話の前に「この人の職業は何でしょう?」というクイズをしたので
この時は上半身はジャージっぽいのを着て擬装してますが・・・
足袋を履いて作業着に着替えて再登場すると
小学生の皆さんも「おぉ。」とリアクションしてくれました。
話題は・・・・
なぜ大工をしようとしたのか?
高いところに上るけど怖くないのか?
大工さんでもゲンノウで指を打つときはあるのか?
よく使う道具はなにか?
大工で大変なこと、良かったこと。
を私なりの視点でお話しさせていただきました。
生徒さんは80人前後だったのですが
人が集まっている中だと恥ずかしくて
質問がしにくいと思うのですが
私のお話が終わって何名か私に質問してくれました。
私が小学生の時はこういうことできなかっただけに
すごいな~としみじみ思いました。
お話が終わって、体験タイムは「ビス打ち体験」をしました。
一日一回は大体使うインパクトドライバー(ねじを締める電動工具)で
ねじを締めてみよう!・・・ということですね。
あまり触ったことがないだけに生徒さんも興味津々で集まってくれて
こんな感じでした。(写真撮っていただいていたのですが、生徒さんのお顔が写っているので)
順番で並んで体験を終えた生徒さんも
「OOちゃんもやってみなよ^^」
と友達を誘ってくれたり
恥ずかしがり屋の生徒さんも
「ビス打ち、やってみたいです///」
と来てくれたり嬉しかったです。
私が大工を続けてこういった機会に率先して出させていただくのも
年々大工の人口が減っていることもあり
少しでもそれを食い止められればという思いがあるからです。
この日、私の話を聞いてくれた生徒さんが
少しでも大工さんになりたいと思ってもらえたら本望です。
熱い話になりましたね。
この調子で外も温かくなるといいのですが(>へ<;さむーい!
生徒さんも6年生だったので卒業も間近。
彼らの将来を楽しみにしつつ・・・・
明日も事務所に行ってきます(`・ω・´)ゞ