休みの日に左官屋さんに会いに行ってきました。
自分の家の壁を土壁にしたくて実物を見てきました。
中塗りの状態でもかっこいい。
調湿効果などでとても過ごしやすいそうです。
壁もまっ平じゃなく目の錯覚があるのっで真ん中をムクらせて作っているそうです。
大工も目の錯覚があるので天井や鴨居などムクらせるのです。
先輩から教えてもらって当たり前にやっていたことなのですが、
まっすぐや、まっ平が必ずしも正しいわけでもない。
人の目って難しですね。
水曜日は原田です!
最近新しい現場が始まりました。いつもこの時期は次がどこになるのかドキドキするのですが…
なんと次の現場は、駿河区です。本社から70km…大工工事部では理由はないのですが遠さの基準が『安倍川』なんです。
今回…余裕の『安倍川』越えです(笑)
さてさて、今回の現場ですが2LDK、2スパン4階建てのマンションです!
平成建設では住宅はもちろん、マンションの内装も僕たちがやります。
ちょうど先日最終階のコンクリート打設が行われていました!ここでは平成の『工務部』、一般的に『型枠大工』と呼ばれるコンクリート専門部隊がコンクリートを打ちます!大工でいう建方といったところですね。
入社1年目は全員この『工務部』に配属されるのですが、打設は途中で時間を置いてしまうとコンクリートが固まってしまう為一度始まったら終わるまでぶっ通します!きついです。この日も8時から13時近くまでやっていました。
ちなみにみなさん、EXILEにも勝るとも劣らない肉体美を持っています。
その下の階では設備関係の仕事が進んでいます。まだからっぽですね。
そして僕たち大工がいるのが下の更にそのまた下の階です。空っぽの空間に壁を建て、床を張り、ボードを張って内部を完成させていきます。
こうして平成印の高品質マンションを建てられているのですね!
ちなみに以前、女性大工の紹介はされていたようですが、平成には女性の『現場監督』もいます。・・・がなかなか隙を見せてもらえず写真に収められませんでした・・・無念・・・
再度、隠し撮りにチャレンジしたいと思います!!!!
先輩なので怒られない程度に(笑)
もう11月ですね。
高橋です。
前回までチーク祭りについてブログを書いてきましたが、今日は本物の祭りを少しご紹介したいと思います!
僕の地元は、四国は愛媛県、新居浜市というところなのですが、毎年10月16・17・18と新浜太鼓祭りが開催されます。
ご存知の方はいらっしゃいますか?
四国では有名な喧嘩祭り、男祭りで、その3日間は学校も休みだったり、会社が休みだったりもします。
それくらい、市民全員が大好きな祭りです。
これが太鼓台。中で太鼓を叩いてる人がいて、その太鼓台をそれぞれの地区ごとの男たちが全力で支えます!!
地区ごとに、太鼓台があるんです。
しかしこれがまた重いんです!!でも、かっこよくないですか??
写真のように、みんなニッカに足袋なのですが、その格好にあこがれたりもしていました!!
大工の今では、よくはきますけど。
この太鼓台を担ぐことを、「太鼓をかく」というのですが、その優雅さを競うかき比べや、
太鼓台同士をぶつけ合う、喧嘩があったりします!!
本当に自慢の祭りなので、機会があれば是非一度見に来てください!!
後悔はさせません!!
祭りはこのくらいにしておいて、
今現場では、和室の天井が施工中です。
皆さん、網代(あじろ)ってご存知ですか??
今それを施工しています!!
薄い木の皮を編みこんでいるもので、一部の網代を自分たちで編む予定です!!
まだ施工途中なのですが、完成が楽しみです!
また施工後にはご紹介しますね!
では今回はこの辺で。
こんにちは。
季節外れの台風ばかりで、かなり悩まされてる、
福田です。
早速ですが、タイトルの『いわしをきる』と、
この写真に何の違和感も覚えなかった方は、建築や建設関係のしかも現場サイドのお仕事をされている方ですね。
やっとなりたいと思う職業を見つけ、、、
高ぶる気持ちを抑えて迎えた、初めての建前、、、
『今日からお世話になります、福田と言います!
一生懸命頑張って行きますので、宜しくお願い致します!』
そうしたら親方から、
『じゃあ、最初にレッカーで通し柱吊るから、
いわしきっとくか』と言われ、
んっ?!
鰯を切る?
何だ?
体力使うから、お昼用に下ごしらえか?
いや、そんな訳ないしな(笑)・・・と
かなり頭が???になったのを覚えています。
つまり、写真の状態のようなロープの使い方を専門用語で『いわしをきる』と言います。
聞いた話ですが、由来は
よじってあったり、ねじってあったりするため、本来のロープの状態より引張力が弱くなっている事から(魚偏に弱いで鰯)きているらしいのですが、
実は、今でもあまり腑に落ちてません。
何で、さかななんだ?
投稿日と誕生日が重なりました!
高橋です。
さて、今日はチーク祭りの完結編です。
では踊り場の施工から!
踊り場は三枚のチークの板をはぎ合わせます!
が!!!
この踊り場には本当に苦労させられました!
まず、硬い。
加工した匿名Tさんや後輩によると、丸鋸の刃が逃げてしまいなかなか真っ直ぐ切れません!
(鑿の入りや、鉋の切れはいいらしいんですが)
直角を決めるだけで一苦労でした。
そして出来上がった踊り場を取り付けます!!
重くて大変でした...。
踊り場の次は…
段板です!!
まず梁に段板を乗せるための受けを取り付けます!!
こんなやつ
この上部の仕掛けが、段板のほぞに差し込まれることで固定されていきます!!
(横向きでわかりにくいですが、段板の下部です)
実際梁につくとこうなります!!
これを取り付けたら、段板を!!
梁に乗らないほうは壁に固定します!!
これを繰り返していけば完成なのですが、
この仕掛けを作る工夫がすごいんです!!
仕掛け自体はトリマーと呼ばれる工具で作るのですが、人の行う作業ですので、同じものを何個も精度よく作るのは困難です。
そこで登場するのがこれ
定規です!!
これに沿って、トリマーを動かせば、同じ仕掛けが早く正確に作れるんです!!
どうですか??
毎回墨をするよりも、定規を一個作れば、高い精度で、効率のよい作業が行えます!!
しかし、この定規を思いつくのも、発想力ですよね!!
この発想力がほしい..。
ちなみにこの定規を作成したのは、われらが親方です!!
さすが!!
こういった工夫と、柔軟なアイディアを間近で勉強できるのは本当にためになります!!
これからもどんどん教えてもらいます!!
で、全部段板が取り付けられると
(この一枚は養生されちゃってますが...)
どうでしょう??
写真が下手なのでなかなか伝わりませんが、すごくかっこいいですよ!!
まだ手すりがついていないので少し怖いですが...。
簡単ではありますが、これでチーク祭りは終わりです!!
この階段だけでもさまざまな工夫が施されています!!
人間の発想力ってすごいですよね。
それに技術が合わさってひとつの作品が出来上がる。
僕はまず、技術を身につけます!!
では道具の手入れしてきまーす!!!