こんにちは 大工工事部の平松です。
少しご無沙汰しています。
もう9月になりました。猛暑から少し解放されたような感じがします。
今年も台風が続々と来ていますが、10年住んでて沼津周辺で大きな被害のようなものを感じた事はありません。
愛鷹山のおかげだと聞いたこともあります。今年も被害が少ないことを祈っています。
今回は小屋組みを振り返って、定点で写真を撮ってもらっていましたので、載せたいと思います。
刻みながら組んでいくという形だったので一体どのくらいかかるのか、正直読めない部分もありました。
想像以上に様々な苦労がありました。
木のねじれや反りが判明した時には、墨を打ち直したりもしました。
多くの大工さんの知恵や苦労を目の当たりにしました。いい経験させてもらいました。
これで仮組みの時は小屋に関しては一度組んだのでスムーズにいくはずです!
さて、今回は変わった埋木をやらせてもらったので載せたいと思います。
上下逆さまに置いてありますが、この梁はもともとの欠損が大きく、自重により置いただけで反ってしまうような事になっていました。
このままだと芯墨も打てないという事で、車知を応用したような補強をしました。
ん~、墨を見せたかったのですが、見づらすぎますね(^_^;)
墨どうりやるとこうなりました!
こんなやり方、見たことも聞いたこともなかったです。ただ、自信をもってこれで補強できましたと言えます。
片方は込栓にボンドをくれてガッチリと、もう片方は車知栓をいれて、もし今後も曲がったりした時に調整が効くようにしてあります。
車知で通りを良くした後に両側に埋木しました。
最終的には壁になって見えなくなってしまう所ですが、大工らしい仕事で補強できた事が嬉しいです。
またひとつ思い出に残る梁が増えました。
牛梁みたいに一本づつ名前つけていきたい、と思うようになってきました(笑)
これは唐澤さんとマンモス梁と呼んでいる、おそらくこの現場一番の重量となる梁です。
四角いから仕事は簡単かなと思ってうかつに手を出してしまいました。
ただいま格闘中です。またの機会にその模様をお伝えできればと思います!
こんにちは 大工工事部の平松です。
先日、娘にラジオ体操に連れてってもらいました。
大人は僅かしかいなかったですが、付き添いのフリして真剣に取り組ませてもらいました!
30歳過ぎて分かるようになったラジオ体操の凄さ。いつもより体の調子良かったです。
大人の方々、オススメです!!
気になる小屋組みの方は、無事棟木が上がりました!
組みあがって初めて分かる小屋組みの全貌です。
これまで苦労して刻んできた分、棟木が上がった時の感動も大きいです。
が、正直ホッとしたという気持ちの方が強いです。棟梁の小川さんの心労は計り知れない事だと思いました。
棟木の下には4本の筋交いが入ります。最後の2本は唐澤さんと僕の合番で同時におさめていきました。
最後の調整をして、無事棟木がおさまることを確認しました。
ちょうど棟木が組み終わった時にお施主様と設計の方が来られました。
すぐにバラして次の刻みの段取りをしなくてはならなかったので・・・一番いい瞬間を見てもらえて良かったです!
バラすのも慎重に、また組む時のことを考えて段取りしながらバラしていきました。
次の刻みは、2階の柱です。
束と同様、シビアな仕事になっています。
他にも通し柱にかかる梁や差し鴨居の仕事があります。
もう少しかかりますが、仮組みの方も徐々に段取りが始まっていくのではないでしょうか。
建て方の模様も随時載せていきたいと思います!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
玄関前の鉄骨階段が据わり・・・
塗装屋さんが塗装をしてます。
それと背中合わせに
私は
玄関をくぐって正面の飾り棚の下地を組みました。
私がボードを貼ったあとに坂内大工が
R(=曲面)の垂れ壁を組むのですが
仕上がりはまた追々お伝えします。
その前にお見せしたい
坂内大工の大仕事がこちらです。
階段の壁もRなのですが、その壁下地でございます。
現場にくる職人さんも口を揃えて
おぉ〜と声を漏らしています。
何度見ても凄いですよね?
坂内大工が大仕事に打ち込めたのも
私が造作仕事にじっくり打ち込めたのも
この方の応援があったからなのです。
後ろ姿なのですが
首都圏からはるばる
応援に来てくださってる唐木大工です。
最後の2週間弱来てくれたのですが
めちゃめちゃ助かりました><;
ありがとうございます!
1階はこのような形です。
家具も据わり、お引き渡しの日が刻一刻と近づいておりますね。
改めてこうして現場関係者のみなさんのお陰で
木工事完了を迎えました。
今後の私の現場次第によりますが
建具吊り込みの模様もお伝えできればなと思います。
監督の志村さん引き続きよろしくお願い致します。
またここに来られるのを楽しみに
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
*弊社がテレビにて紹介されます。
お時間ございましたら是非ご覧くださいませ
こんにちは!
大工工事部のながともです。
外装は左官屋さんが乗り込み・・・
外壁の塗り壁を仕上げてくださっております。
中は・・・。と言いますと?
2階の一番広いお部屋のボードが貼れて
ふぅ・・・///
とジメットした蒸し暑さと仲良くしながら
すぐさま次の工程です。
床の養生を一度ばらして
この範囲をぉ〜?
間柱組んで、壁下地をえいっ!
この空間は何かと申しますと・・・?
ウォークインクロー・・・・ゼェエェットっっ!!!!
あっ大容量の収納空間という事です。
冗談はさておき・・・・。
引き戸のドア枠を付けて
周りのボードを貼って・・・・
写真は途中段階ですが・・・
収納の棚をつけていきます。
一段落まとまりました。
木工事完了も目前です^^
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
*弊社がテレビにて紹介されます。
お時間ございましたら是非ご覧くださいませ
こんにちは!
大工工事部のながともです。
私の記事の更新がご無沙汰になってしまい、
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした><;
仕事上がりに自宅でハリーポッターを全作見てて・・・・・
ではなく
現場も最後の追い込みで
帰宅してどっぷり疲れて
パソコンに向かう気力が残りませんでした。
現場のお話の前にみなさんにお伝えしたい事が一つ。
弊社、平成建設がテレビ番組にて紹介されます!
学生の時から毎週視聴しておりましたが
とうとう自分の会社が・・・・・というのは感慨深いです。
お時間ございましたら
是非ご覧くださいませ。(私は映っておりませんが^^;)
さて、現場の事後報告ですが
私たちもビックリする程、
朝早くから現場に通って
監理してくださった監督の志村さん、
自分自身の仕事をこなしつつ、
ちゃんと私の仕事も見て
適切かつ丁寧にアドバイスしてくださった坂内大工。
その他、あらゆる場面で施工してくださった
現場の職人の皆さんのお陰で
木工事完了(大工仕事ひとまず終了)を迎えました。
ありがとうございます!!!
ここから数回分は回想シーンとして
現場の状況をお届け致します。
前回の記事では坂内大工が
チョウナをふるって化粧梁をはつってましたね。
天井に取り付いて天井ボードが貼られた様子がこちらです。
天井の仕上げ工事がされたときの
見栄えが楽しみですね◎
私はというと・・・・。
1階の洋室の特殊な施工をしておりました。
1階と2階それぞれの音を響きにくくするために
天井下地のふところにグラスウールを入れます。
従来はこのお部屋の下地に
石こうボードを貼るのですが
このお部屋はシアタールームという事で
遮音シートを貼ってからボードを貼ります。
(遮音シートを貼った状態の写真を撮り忘れました。すみません><;)
シートが貼れたら
応援に来てくれた菊地大工に交代です!
この通り天井と、壁をビシバシ貼ってくださいました。
ありがとうございます。
私は2階に戻ります。
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ