こんにちは!
大工工事部のながともです。
先日生まれて初めて結婚式に出席しました。
しかも大好きな親友の式です。
自分に出来る最大限のことをしてあげたい一心で
スピーチも引き受け、
サプライズで彼女に「結婚祝い」を作る事にしました。
どういうものを作ったら良いのかと
加工場で小山大工に相談したところ・・・・・
「枠の枠とか面白いんじゃないかな?」
一も二もなく飛びつきました。
早速いい材料はないかと
加工場をうろちょろ・・・・
杉の板材と
ケヤキの端材と
ブラックウォールナットの床材を
収穫しました。
それぞれ長さ、幅、厚みを決めて加工し
「枠」を作ります。
「枠」=「写真立て」ですね。
これはブラックウォールナットで
半分の厚みずつ切り欠き
直角に重ね合わせる
「相欠き」にしました。
そして「枠の枠」を作ります。
ただ写真立てをいれるだけの枠だと
新婚夫婦のお役に立てないと思い
こうしてみました。
コルクをはって掲示板にもなる仕組みです。
掲示板としても写真立てとしても両方使えるように
下にビスを打ちました。
左右にニョキっと出てるフックはキーホルダー掛けです。
(前面につけようと思いましたが写真立てを取る時
邪魔になりそうなので;)
経験も浅く、探り探りでどうにか完成し
結婚式前日ホテルの一室で塗装を施し
(間に合って良かったです;)
結婚式当日スピーチ後にこれを渡して
新郎新婦のお二人は喜んでくれましたが
こうしたほうが、、、ああした方が、、、
と自分でも、もどかしい点があります。
反省!
ということで
次回作「出産祝い」に生かしたいと思います。
って気が早いですね。
じきハネムーンから戻ってくる
花嫁さんのお土産話を期待しながら・・・
明日も現場に行ってきます!
お久しぶりです。大工2年生の内藤です!
相変わらず更新が滞っておりまして大変恐縮ですが…(汗)
今日は、仕事の話からは少し離れて、自分が最近気になったものについてご紹介したいと思います。
それがこちら。
木組みのおもちゃ「クンデ」です。
(詳細はこちらをどうぞ→ http://kunde.jp/)
この「クンデ」、先日、朝のテレビ番組で紹介されているのを見て知ったのですが、
なんでも、鎌倉で仕事をしているデザイナーの方が、日本の木造住宅の文化の素晴らしさを子供たちに知ってもらおうと、大工、建築家、家具デザイナーといった方々とプロジェクトチームを組んで、開発したものだそうです。
開発にあたっては相当な苦労を重ねたそうで…
最初の試作品は、それこそ木造住宅の継手や仕口をそのまま縮小化したようなものだったのが、それだと組み立ての自由度が無く、おもちゃとして楽しめないということで、
試行錯誤の末、何種類かの角部材とジョイント部材を木栓によってつなぐことで、さまざまな形を作れるようにしたとのこと。
また、部材ひとつひとつが無塗装の無垢の木でできているため、湿気が多い時期は木が膨らんで部材同士の接合がややきつくなるなど、遊びながら木の特徴についても学ぶことができるとか。
その番組ではアナウンサーの方が「『積み木』ならぬ『組み木』ですね~」となかなか上手いことを言っていたのですが、
いやほんと、なかなか素晴らしい逸品だと思います。
ちなみに同じ番組では以前、木製ブロック「もくロック」なんてものも紹介されてました。
(詳細はこちら→ http://mokulock.com/)
…いろいろ見ているうちに、自分でも少し欲しくなってきましたが…(笑)
お子様のいらっしゃるご家庭などに、是非いかがでしょうか。
お久しぶりです。
全国、平成建設大工ブログ福田推しの皆様(←いるわけないか…汗)
更新サボってしまい、すみませんでした。
さぁ、サボった分がんばりますよ!
まずは、久々になってしまいましたが、とても嬉しかったことから。
かなり前のブログで 表札のことを書いた のですが、
なんと、他のお客様から「うちのも作ってよ!」と。
はいッ、よろこんでッッ!!(笑)
本当に、ありがとうございます!
頑張って、作らせていただきますよ!!
世界に一つだけの、表札を!!!
ただお客様は、
今まで使っていたものをきれいにしてほしい、と。。。
別に、新たな樹種を使わなくてもいい、と。。。
別に掘ったりしなくていい、と。。。
…、分かりました。
それら全て踏まえて、『福田に頼んでよかったよ』と言ってもらえるものにしてみせます。
まずは、今までの字体を写すために、削りなおす前に、コピー機で写してから、
トレーシングペーパーで写します。
ただ、削って分かったのですが、うんと綺麗な昇り木目のケヤキだったので、お客様がこのまま使ってほしいという意味が分かりました。
そして、だた墨で書いただけじゃ期待に応えられないと思い、ここは将棋の最上品の駒とされている、盛り上げ駒にヒントを得て、
本漆ではないが、カシューで盛り上げることにしました。
今回は、字体を掘らないことと(木口がない)、カシューの粘度がかなり高いため、
目止めはいらないだろうと、高を括ったのがいけなかった。
やはり、塗り際が滲んでしまった。
しかも、乾燥するにつれて・・・。
いい勉強させてもらいました。・・・全部、削り直しました。
一からですが、ここだけは譲れません。
胸張って、私が作りましたと、お渡しできませんから!!
ちゃんと、クリア塗装で目止めしてから
薄める粘度調整にも気を使って、、、
今回は、かなり手こずってしまいましたが、最終的には胸張ってお渡しできたし、
作ってよと言ってもらえたこと、そして喜んでもらえたことが、やっぱり何よりうれしかったです。
T様、本当に有難う御座いました。
こんにちは!4月から入社3年目となりました、大工2年生の内藤です!
3月の下旬頃から春らしい陽気が続き、気が付けば桜もあっという間に満開!そして早くも散りはじめ…
という事で、他の平成建設社員ブログを見ても、皆さん桜の事を数多く書いていらっしゃいますが、その流れにやや遅れつつも便乗して、僕も桜の事を書いてみたいと思います。(笑)
…といっても、僕が今回ご紹介したいのは、「桜が綺麗に咲いてました~」というようなお話ではなく、
僕が通っていた中学・高校で国語を担当して下さっていた先生が、桜について熱く語っていた話の内容です。
中学生の頃に聞かされたことなので、一言一句正確に覚えているわけではないのですが、先生の口調を頭の中で再現しつつ、以下に書いてみたいと思います。
「君たちをはじめ、現代の日本人は花が満開の桜を見て『わ~綺麗~』と喜ぶけども、実はソメイヨシノってのは余りにも不自然な木なんだよね。
だって、よくよく考えてみてごらん? 普通、どんな植物だって、芽が出て、葉っぱが出てから花を咲かせるだろう? それがソメイヨシノの場合は、芽が出ていきなり花が咲いて、花が散ってから葉っぱが出るんだよね。
聞いたことある人もいるかもしれないけど、ソメイヨシノってのはそうやって花だけ咲いた状態を見せるために、江戸時代末に人工的に作られたものなんだよ。
―しかし、日本の古典文学を見ていくと、そのソメイヨシノが存在しないはずの時代でも、『桜は美しい』という認識が広まっている。
彼らは一体、何を見て『桜 イズ ビューティフル』と言ったのか―
―それは、山桜だ!
山桜は葉っぱが出ると同時に花が咲くから、満開の状態でも葉っぱと花が混在している。
その葉っぱと花の対比、つまりコントラストこそが、本来の『桜』がもつ美しさなのだ。
だから君たちが、もし日本人古来の心を大切にしようとするのならば、
『おお、山桜よ、お前は美しい』 『山桜 イズ ビューティフル』
と、まず山桜の美しさを愛でたまえ!」
…だいぶ脚色した気もしますが、雰囲気は大体こんな感じだったと思います。(笑)
なにぶん十数年前のことなので言葉の端々まで正確に覚えているわけではないのですが、
毎年桜の季節が来るたびに、「ああ、あのとき先生は山桜の美しさを熱弁していたな~」と思い出したりします。
残念ながら、僕自身は桜の種別の見分け方に未だに詳しくなく、町なかで山桜の木を見つけ出すこともままならないのですが…
ただ、先生の言葉を聞いて以来、花が満開のソメイヨシノばかりでなく、花と葉が入り乱れた桜の木もまた綺麗ではないか!と思うようになったのは確かです。
一般的には、満開を過ぎると「もうどうでもいいや」と思われてしまいがちな桜の木ですが、
ぜひ葉が出始めた頃にもう一度、その花と葉っぱの対比に目を向けてみてはいかがでしょうか。
新年度、スタートしましたね。
「新入社員」「新税率」、「新」という字は、なんだかウキウキとドキドキを与えてくれますね。
おはようございます。大工工事部3課の宮下です。
新年度を迎えると同時に、今週日曜日からは、年二回開催される
日曜大工教室が始まります。
※大工と一緒に木工作を楽しもう!「日曜大工教室」の詳細・お申込みはコチラ
今回も、講師として生徒さんのお手伝いをさせて頂くことになったのですが、
新リーダーの福田昌平さんから、イベントとコラボしていこうと新方針が打ち出されました。
具体的な内容は、いずれ紹介されることでしょうから、お楽しみに
さて、新年度、僕も新しいことに挑戦していかないとですね
P.S. 以前の日曜大工イベントで、自分の奥さんデザインでつくった
「てんとう虫スツール」に、息子が座れるようになりました!
でも、顔が引きつってる・・・(笑)
とりあえず、新作でも考えるとします