• March
    19
    2014

    3.15

    3月15日って何の日かご存じですか?

     

     

    ホワイトデーの次の日、3・15、サイコーの日・・・

     

     

     

    こんにちは、大工工事部3課、宮下です。

     

     

    先週の土曜日、3月15日は、会社の後輩、

    岡君(←フェイスブックでおなじみ)

    井口さん(←リフォームブログでおなじみオカナナさん)の結婚式でした。

     

     

    お二人らしい笑いの絶えないアットホームな式で、お二人の幸せをお裾分けしてもっちゃいましたwink

     

     

    その日は、長男の1歳の誕生日でもあり、まさにサイコーな日となりましたyes

     

     

    その長男の誕生日プレゼントをと思い、先日、函南町にあるBooFooWoo (http://www.boo-foo-woo.com/)というお店を訪れました。

     

     

     

    木のおもちゃや雑貨を扱っていて、Cafeも併設されたお店で、おしるこやあんみつなども頂けます。

     

    実はこのお店、平成建設が5年程前に施工させていただいたお店なんです。

     

    そして、私が初めて木工事担当者として携わった物件でもあるんです。

     

     

    2枚の板をはぎ合わせて作ったカウンターだったり

     

     

    一枚の板をアールに切って組んだ棚だったり、

     

     

    同じく一枚の板を切り取って組んだ階段だったり、

     

     

    そして、一番苦労したアールの棚だったり、、、

     

     

    工事中、どう組み上げようか必死に悩んでいた、当時の自分を思い出させてくれましたcrying

     

    目的はプレゼントでしたが、懐かしいなぁと床や壁や家具をジロジロと見てしまいました。(笑)

     

    工事中、よく現場を訪れてくださり、いろいろなお話をさせていただいたお施主様ご本人はご不在でしたが、

     

    お嬢様が、お出迎えしてくれて、お父様・お母様のお話などしていただけました。

     

    「大工さんだから、ここにあるものは作れますよね?」とプレッシャーをかけられながらも、

     

    お目当てのプレゼントを購入することができましたsmiley

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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    宮下 貴之(みやした たかゆき)

    一級建築大工技能士

  • February
    01
    2014

    梅の木

     大変ご無沙汰をしておりました、北村です。

     

    昨年末に神奈川へ赴任してバタバタしておりましたが、

    新生活にも慣れてようやく落ち着きました。

     

    担当する新築住宅もいよいよ基礎工事がスタートして毎日充実しております。

     

    ですが着工前にちょっとした問題発生です。

    立派な梅の木。つぼみもたくさんついています。

    もう少ししたらきれいな花を咲かせるだろうなぁ、と楽しみです。

    が、残念ながら切らなくてはなりません。

     

    そう、新築の建物にあたってしまうんです。

    何とかならないものかと

    お施主様と植木屋さんなどに相談しましたが結局切ることに・・・

     

    ほんとに残念です(+o+)

    ですが、ただ切ってしまってハイおしまい!

    ではあまりに悲しい。

     

    僕の職業は大工です。

    一度は命を失った木に 新しい命を吹き込むことができる仕事。

     

    ムフフ・・・

     

    竣工までのお楽しみ(*^。^*)

     

    とりあえず、たくさんつぼみがついた枝をちょっと拝借

    事務所にお持ち帰り。

    花咲くといいなぁ

     

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    北村 武留(きたむら たける)

    一級建築大工技能士|一級建築士

  • January
    25
    2014

    このー木なんの木のはなし

    こんにちは。渡邊です。

     

    わたくし幼い頃から収集癖がありましていろんなものを集めていました。

     

    今でもその名残があり、大工になってから集めだしたものがありまして。

     

    それがこちら。

     

     

    木です。正確には現場、加工場で出た木の木端です。写真に写っている木はすべて違うものです。

     

    色合い、木目、匂いすべて違います。いろんなものがあります。

     

    それぞれの使う用途や使ったときの雰囲気も違ってきます。

     

    無垢を目にするとついついにおいをかいでしまいます。大工の職業病ですね。

     

     

    というのも、持論ですが大工は木を使った職業ですから木の癖、特徴を知っていないといけないわけです。

     

    いずれ親方になりお施主さんに「この木はなんですか?」と聞かれて

     

    「これはですね。○○という木で、いい匂いがするんですよ。この匂いは虫が嫌いな匂いでして防虫効果もあるんです。」とか一言、二言小言をあわせて言えたらいいなと。

     

    そのためにはいろんな木を見て、触って、調べないと!と思い集め始めたわけです。

     

    現物を見て感じ、本見て学ぶといったことをしています。

     

     

    今回も加工場に無垢の材料が搬入されました。

     

    それぞれ違う現場のものです。

     

    見にくいですが3種類とも違う材種です。今回全部当てることができました。

     

    まだまだ見たことない木も大工をしていたらどんどん出てくるでしょう。楽しみです。

     

    それでは僕は木の勉強を・・・

     

    ちなみにCMで流れているこのー木なんの木の木は「モンキーポッド」という木です。

     

     

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    渡邊 唯希(わたなべゆいき)

    一級建築大工技能士  二級建築士

  • January
    23
    2014

    ラスト羽目板

    今年初投稿ですが、1月もあと1週間ちょっとになってしましました。。。

     

    日にちが経つのがものすごく速いと感じる今日この頃です。

     

    こんにちは、宮下です。

     

     

    昨年11月から始まった、H様邸の木工事も完了間近となっています。

     

     

    以前にもお話ししましたが、H様邸では色々な羽目板を貼っています。

     

     

    そして、そんな羽目板もあとは腰壁を残すばかりとなりました。

     

     

    腰壁には杉の赤味の部分の板をつかっているのですが、今日はそんな腰壁の貼り方をご紹介したいと思います。

     

     

     

    まずは、こちらが完成形となります。

     

    腰壁とは、生活傷がつきやすいとされる腰高まで傷対策として貼られる板壁のことです。

     

    傷対策といいつつも、木が前面にでていると、やはり温かみがある部屋になって、とてもいい感じです。

     

    H様邸の腰壁には、4種類の部材が使われているんです。

     

    板材は、材料屋で手配したものですが、巾木・腰見切り・縦見切りの3種類は、大工が加工してつくりました。

     

    135㎜幅の本実加工済の板巾木腰見切縦見切り

     

     

    ひとつひとつは小さな部材ですが、それぞれが組み合わさると、最初の写真のようにキレイな壁に仕上がるんですね。

     

    板材を貼る上で重要なこと、それは色味や、木目のバランスをみること。

     

     

     

     

    このように仮並べをして、一枚だけ目立ったり、偏ったりが無いように材料を選んでから貼ります。

     

    そして、巾木→板貼り→腰見切り→縦見切り という順番で貼っていきます。

     

     

    before

    Progress

    after

     

    またしても、貼るのに夢中で途中経過の写真がほとんどありませんが、

     

    それも板張りがスムーズにいったからかもしれません。

     

    というのも、ひとつひとつの部材の加工精度が悪いとすんなりいかずに時間ばかりが過ぎてしまうからです。

     

    どの部材も精度よく加工されていたので、現場では、サクサクと貼れてしまったのです。

     

     

     

    久々の投稿で、長くなりぎてしまいましたcheeky

     

    お付き合い頂きありがとうございましたsmiley

     

     

     

     

     

     

     

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    宮下 貴之(みやした たかゆき)

    一級建築大工技能士

  • December
    18
    2013

    見えない気遣い

    今年もあと2週間を切ってしまいました。

     

    雪が降りそうなくらい寒い日があったり、風がすごく強かったり、

     

    先日登場させたドカジャンが大活躍です。

     

    こんにちは、大工の宮下です。

     

    現在木工事真っ只中のH様邸、実は無垢の板がたくさん使われているんです。

     

    先日紹介した、土庇の軒天には、杉の白味。

     

     

    床板には、カバザクラ。

     

    バルコニー上の軒天には、レッドシダー。

     

    まだ、貼られていませんが、腰板には杉の赤味を使います。

     

    4種類もの無垢の板が使われているのです。

     

    無垢の板は、自然の温かみがあっていいですよね~。

     

    でも、この無垢板を貼る大工は、頭を悩ませながら貼っているんです。

     

    違和感なくバランスよく貼るにはどうすればいいのか???と悩んでいるんです。

     

    同じ材種でも、一枚一枚微妙に違う表情を持っているので、

     

    考えずに貼ってしまうと、色味や木目に偏りがあったり、一枚だけやけに目立ってしまったり。。。

     

    そうならない様に、一度仮に並べてバランスを調整しながら、貼っているんです。

     

    レッドシダーの仮並べ杉の白味の仮並べ

     

     

    大分、手間と時間を要しますが、、、

     

    それをやるかやらないかで、仕上がりに影響がでてしまうんです。

     

    仕上がってしまえば、全く感じることのできない事ですが、

     

    無垢の板には、大工の見えない気遣いが詰まっているんですね。。。

     

    H様邸の無垢板は、現在、僕と英水くんが、悩みに悩んで貼っています(笑)

     

    その分、かなりキレイに仕上がっていますよ~yes

     

    H様、完成を楽しみにしていてくださいねlaugh

     

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    宮下 貴之(みやした たかゆき)

    一級建築大工技能士

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