こんにちは!
大工工事部のながともです。
チャップリンの「街の灯」で
花売り娘が登場しますが・・・
先日、「お花を売る」のではなく
「お花をつくって」みました。
というのも宮下大工が
現場監督も兼任して担当した
住宅の現場のお引き渡しに同行させて頂く事になり
お世話になったお施主様に
何かお礼は出来ないかと思った所存でございます。
用意するものは・・・
ペンチは茎になる針金を切る用です。
細い針金は凧糸など締め付けられるものならokです。
まず・・・・
切ります!
そして折ります!
このように家型に折ります。
これで花びらの完成です。
これを根気づよく作ります。
ある程度の量(小さいお花なら10枚弱です。)が
折れたら、茎に巻き付けます
茎から花びらが取れないように
時々マスキングテープで巻き付けたり
細い針金でくくります。
くくった針金をお好みの色の
マスキングテープで隠すように巻き付けて・・・
一輪でき上がりました!
何輪か作ってアレンジメントすると・・・。
出来上がりました^^
お施主様も
「木で出来ているなんて・・・」
と喜んでくださいました。
無我夢中になって作れて
なおかつこうして喜んで頂けるのは
私も嬉しいです。
仕事もこうありたいですね。
まだ慣れない事が多く、
どのやり方でやったら綺麗で早いのか
翻弄されがちですが
出来るようになった事をかみしめつつ
明日も現場に行ってきます!
こんにちは(^◇^) キタムラです。
毎日暑いですね~
体調管理気を付けましょうネ
夏といえば・・・
縁側で夕涼み!
ビールに
枝豆
風鈴の涼やかな音色が聞こえてきそうな・・・
光景が目に浮かびます。
和の邸宅によく似合う
桧で制作させていただきました。
おうちにひとつ いかがでしょうか。
キタムラでした。
こんにちは、宮下です。
前回の続きで、取付けの様子をお伝えします。
が、取り付けたのは自分なので、写真がありません。。。。
ということで、完成写真ですw
非常にシンプルな形ですが、
ジュラルミンの光沢とマットな部分の対比がカッコイイですね!
しっかり「AERO CONCEPT」と刻まれてカッコよさが増します。
取付けも大分緊張しましたが、手袋しながらの慎重な作業の末、無事納まり、ホッとしました・・・
この照明が入り、玄関の収納棚は完成となります。
飾り棚にも、お施主様のリールのコレクションが収まり、
玄関部分が完成です。
実はこの照明器具を取り付けた日、
一年前に埼玉の菅野さんの工場を訪れた日と一緒だったのです。
まさに、一年越しの完成となりました。
引っ張ってしまいましたが、
昨日の続きです。
では、漆のどんな技法で、何を作ったかというと
『顔料を加えていない漆を木地に塗ってはふき取る作業を何度も繰り返し、木目を鮮やかに見せる手法。』
そうなんです。
吹き漆という技法で鍋敷きを作りました。
でもなんで、吹き漆で鍋敷き?といいますと、、、
「棚は棚でも・・・」 の時に、T様から鍋敷き(正確にはガス炊飯器敷き)のご依頼もあったからなのですが、
樹種は、余った端材がいいですと仰られるものだから、困りました。
なぜかといいますと・・・
丸い形をご希望されていたからです。
余った端材はメルクシパインといい、明るい色合いと木目で家具などによく使われるのですが、
集成材ですので、丸い形ですと木口(こぐち)と木端(こば)のバランスがあまりかっこよくなく、
さらに、明るい色合いですので鍋敷きにはそのままだと不向きな印象を持っていたからです。
そこで、旋盤で均等に溝をつけて、中心に穴を開けバランスを保ち、耐久性の高い吹き漆を行いました。
埃が経たないところで、丁寧に塗り、湿度管理された室(ムロと読みます)で乾燥させ、
また塗り、乾燥と三回繰り返したのが、こちらです。
すでに完成した写真しかないのですが、、、
(本当にビフォーとは比べられないぐらいよくなったのですが。。。比べて頂きたかったです)
自分で言うのもなんですが、バランスといい、深みのあるはっきりとした木目といい
ちょっと、かっこよくないですか?(笑)
裏はゴムでかさ上げし、指が入るようになっています。
そして、自分のサインも入れさせていただき、
お渡ししました。
すると、後日T様から・・・
『サイズもピッタリです。ありがとうございました。』
という、とてもうれしい文章とともに写真が・・・
私自身作ることはもちろん、楽しく好きですので、大工をやっているのですが、
やはり一番うれしいのは、
自分で作ったものが、しっかりと使って頂けていて、さらに役に立っていると思えた瞬間です。
T様。こちらこそ、いつもありがとうございます。
こんにちは!
大工工事部のながともです。
先日生まれて初めて結婚式に出席しました。
しかも大好きな親友の式です。
自分に出来る最大限のことをしてあげたい一心で
スピーチも引き受け、
サプライズで彼女に「結婚祝い」を作る事にしました。
どういうものを作ったら良いのかと
加工場で小山大工に相談したところ・・・・・
「枠の枠とか面白いんじゃないかな?」
一も二もなく飛びつきました。
早速いい材料はないかと
加工場をうろちょろ・・・・
杉の板材と
ケヤキの端材と
ブラックウォールナットの床材を
収穫しました。
それぞれ長さ、幅、厚みを決めて加工し
「枠」を作ります。
「枠」=「写真立て」ですね。
これはブラックウォールナットで
半分の厚みずつ切り欠き
直角に重ね合わせる
「相欠き」にしました。
そして「枠の枠」を作ります。
ただ写真立てをいれるだけの枠だと
新婚夫婦のお役に立てないと思い
こうしてみました。
コルクをはって掲示板にもなる仕組みです。
掲示板としても写真立てとしても両方使えるように
下にビスを打ちました。
左右にニョキっと出てるフックはキーホルダー掛けです。
(前面につけようと思いましたが写真立てを取る時
邪魔になりそうなので;)
経験も浅く、探り探りでどうにか完成し
結婚式前日ホテルの一室で塗装を施し
(間に合って良かったです;)
結婚式当日スピーチ後にこれを渡して
新郎新婦のお二人は喜んでくれましたが
こうしたほうが、、、ああした方が、、、
と自分でも、もどかしい点があります。
反省!
ということで
次回作「出産祝い」に生かしたいと思います。
って気が早いですね。
じきハネムーンから戻ってくる
花嫁さんのお土産話を期待しながら・・・
明日も現場に行ってきます!