今夜も原田さんの晩飯が美味い!
大工工事部の瀧本です。
ルールは簡単
二つの耐力壁を押し合って変形量が小さい方が勝ち
各チーム続々と形になってきました
どれが優勝すると思いますか?
さっそく見ていきましょう
一回戦
こういうことですね
そして
勝負あり
ちょっと分かりにくいですが、左の耐力壁はほぼ変形していませんが右の方は歪んでいますね!
二回戦
三回戦
・
・
・
試合が進むにつれ、みんなも耐力壁につられて傾いていきます
ときには
材料が限界に達しこんなことに!!!
構造の選択
仕口の収め方
材料の欠損量
各チーム趣向を凝らして作ったものが
「破壊」
という形で結果になります
盛り上がってきましたね
詳しくは
ながともさんの「加工場から目が離せない理由」で
一方その頃、現場では
助っ人外国人の内田さんが埋木で準備運動を終え、窓枠に取り掛かりました。
平松さんは大きい窓が大好きです。
原田さんは2Fから1Fに戦いの場を移し、大好物の窓枠と向かい合います
少しずつですが確実に材料が減っていっています
御蔵入りした博康さんはときどき蔵から出てきては工程を記します
まだまだ蔵からは出られなさそうです。
「くも」に取り組む唯希さんはいつも以上に集中しています
そして
必死で出した墨を
必死に消していく男
横尾慎介
春の訪れとともに賑わうT様邸でした
ではでは
どうも渡邊です。
T様邸フル稼働で進行中ですが、
週末は別の物件へ行きました。
「アフターメンテナンス」です。
今回は2年前に竣工されたS様邸の点検行きました。
監督兼棟梁の博康さんとサブの自分の2人で進めた現場です。
シーリングの劣化や
給湯器の不具合、劣化等の調査
ほかにもフィルターの汚れ、建具の確認、クロスの割れ等約50項目の点検をします。
もちろん造作仕事の割れや隙間の確認も。
新築時は綺麗に仕上がるのは当たり前です。
何年か経って出てくるかもしれない被害を最小限にするのは大工だと思います。
今回も特に問題なく終了しました。
さて鎌倉。
外壁に絡む浴室を先行して進めていきました。
壁の下地、不陸調整後
ケイカル張り、ブロック積みが行われ、
FRP防水(繊維強化プラスチック)を施します。
このFRPは車体やプールなどはば広く使われています。
めちゃめちゃ強靭でブロック叩きつけたとしても割れません。
落としたことありませんが。
ベランダや在来浴室を行うときには必ず行っています。
入口や窓回りは特に気を使います。
境目の処理が甘いと木部に水が浸入し、
腐食、カビ、白アリの原因になります。重大な欠陥にならないように未然に防いでおきます。
この窓の石敷居を乗せないと窓ができなく、外壁ができないので先に進めていました。
さらに敷モルタルで保護をして、窓に取り掛かります。
設備屋、防水屋、石屋、左官屋が絡む仕事を止まることなく進められたのは
小川さんの段取りの良さだと思います。
現場の話はこのへんで。
先日文房具コーナーで見つけたこのアイテム。
ただの鉛筆削りではありません。穴が3つ付いていて
先をちょっと加工する穴を通したPENと
お尻をちょっと加工する穴を通したPEN
これが
んーーーー!!
まさかのPENに!!
鉛筆の消費量は小学生の時よりも使っていると思います。
短くなると「銀のアレ」が出てきますが太さが微妙に変わり
耳から落ちたり持つ感覚が変わるので僕は使っておりません。
そんな中で見つけたこれ!最近衝撃を受けた商品です。
文房具屋に置くより道具屋に置いた方が売り上げ上がるんじゃないかなと思います。
おしまい。
こんにちは。大工工事部の平松です。
四月になりましたね。新生活を始める方も多いかと思います。
ちょっと前ですが自分も少し変化が。ついに、スマホデビューしました!
ブログなんて書いてるんで勘違いされがちですが、かなりアナログ人間だと思います。
というか苦手なんでしょうね。嫁さんと間違えて現場の皆にラインしたり、色々とやらかしてます。
あまり人に迷惑かけないように、時代に食いついてやろうと思っています。
鎌倉入りして、もう丸4カ月。5か月目がスタートしました。二重生活にもだいぶ慣れてきました。
嘘です。朝起きると、ここはどこだっけ?ってなる時あります(笑)
今さらな感じがありますが、鎌倉は住みたい街ランキングにも入るくらい人気のある街で、その辺を歩いてるおばあさんからもなんか気品を感じる、とてもオシャレな街です。
先日、現場すぐ近くにある釈迦堂口切り通しの見物に行きました。
今は倒木の影響で通行止めになってましたが、外から見ても圧倒されるような歴史を感じる雰囲気でした。
鎌倉幕府の時代の名残だと思うと、すごい場所で仕事してるんだなと改めて思いました。
もちろん機械なんてない時代、これを人力でやったのかと思うとゾッとします。
さて、現場は少しずつですが、着実に進んでいます。
窓造作も慣れてきて、ペースも早くなってきました。雲の形も決まり、これから全貌があらわになるところです。
今回は窓のなんやかんやの前を少し掘り下げていこうかと。
さかのぼること、瓦上げから一週間後。推定30トンもの荷がかかるということで、重みが馴染んだタイミングで、床上1メートルの墨を各柱に出しました。(原田、唯希ペアで)
当然柱の寸面は全部違うし、面も平らでないため指矩で巻くわけにもいかず、一本の柱につき角に4ヶ所。手間は4倍!
一階が出たら、それを二階に立ち上げます。そこで初めて、窓の高さが確定しました。
その後に窓台、まぐさと呼ばれる下地を組みます。窓の通りを正確に通す為、端から端まで糸を張り下地の面を決め、下地を組みました。
そこまでいったら、柱の外側に窓の縦枠をはめる為のシャクリの加工を。この作業は主に自分が担当。
下げ振りで立ちを確認しながら。縦枠は厚みが55ミリもあります。ここでも胴縁カッターの出番が。カッター使いがかなり上達しました。
柱の面の大きさもまちまちな為、面がおさまる所でシャクリました。窓の幅、通りを決定させるシビアな仕事です。
ようやくここから杉の造作材を触っていくという流れです。道のりが長い!
地味な作業ですが、ここをしっかりすることが肝心です。仕上がりにもろに影響します。
ここまでと思いましたが、もう一つ。シャクった所に縦枠の一本目をつけたところです。
古材の柱は曲がりがあったり変形したりしているんで、この一本目の柱にあたる所を色々と細工します。
丸くとったり、斜めにしたり。こういった取り合う所は色んなパターンが来るんで面白い箇所だし、経験値になるところです。
蔵では博康さんが違う造作を始めました。
タキは何やら階段らしきものを作りだしました。
あれ、見慣れない人が…
沼津から助っ人が来ました! マッチョ系大工、内田さんです。
寮にまた1人おじさんが増えました。どうやらR30指定の寮のようですね。
ちっさいこたつにおじさん5人で豪華料理。きっと後々いい笑い話になるだろうな(笑)
桜の開花宣言が発表されましたが寒い日が続いていますね
極寒と灼熱ならば迷わず灼熱を選択する原田です
タイトルの件ですが、今年度からリニューアルするようなのですが実はこれを書いてるのは3月31日だったりします
リニューアルをお楽しみに!
さて鎌倉の現場の方は
みんなそれぞれの仕事場所に散ってしまって最盛期には歩くスペースも限られていた2階ですが
今はご覧の通り閑古鳥が鳴いています
博康さんと唯希は離れの蔵の方に行ってしまいました
これがほんとのお蔵入り、、、
タッキーは現場を縦横無尽に移動しています
平松さんに至っては守備範囲が沼津の加工まで入っていますからね
フィールドは広く使っていこうという意気込みが半端ないです
自分はというと寂しく一人残されバルコニー回りをまとめていました
手摺低くない?と思われそうですがこれは手摺ではありません
ここには鉄製の笠木が乗っかりその上に手摺がつきます
鉄の笠木なんて初めてで取り付けもガッチガチになるので下地もゴツいです
バルコニー防水のための雨養生をして一旦終了です
と、これ以上自分のところで書くことがないなーなんて思いながらまわりをキョロキョロしていたんですよ
そしたら都合よく風呂場の防水やってるじゃないですか?
書こうと思うじゃないですか?
そしたら唯希が言うんですよ
『風呂場は自分の担当なんで書かないでください』
えっ?
まぁ気持ちはわからなくもないんです
自分でやったとこですからね自分で書きたいんでしょう
振り出しに戻って記事の内容を探していると蔵の方が賑やかなんですよ
行ってみると鉄扉を付けてるじゃないですか?
ブログチャンスと思うじゃないですか?
そしたら博康さんが言うんですよ
『いやいや、鉄扉は自分なんで』
デジャヴ
ブログってそういうシステムでしたっけ?
一時期は母屋2階の窓枠の造作を一致団結してやったじゃないですか
あのチームワークはどこへ?
ワンフォーオール、オールフォーワンの精神はどこへいってしまったんだろう?
いや、本来人間というのはそういう生き物なのかもしれない
世の中の辛さを感じた瞬間でした
世知辛い
この際2人の記事をめっちゃ楽しみにしてやろうと思います
きっと面白いんだろうな~
とここで救世主現る!!!
まだ誰のものでもない『石』が届きました
これは玄関と土間部の入り口に付く御影石の敷居です
建具がとても大きく重いのでこのくらいの分が必要なんだとか
持たせてもらったんですがめっちゃ重かったです
以前まで現場に建具があったのですが今は建具やさんのもとへ
写真を撮っておくのを忘れました、こうご期待です
この溝に真鍮のレールが入ります
仕上げも磨くのではなく火であぶって滑りにくくしているそうです
意匠的にもマットで不粋な感じがかっこいいです
早く建具が入るとこが見てみたいですがまだまだ先になりそうです
そういえば平松さんが鎌倉にカムバックしましたいきいきしています
それと鎌倉生活に変化が
タッキーが週1で夕飯係をしてくれるそうです
こんなものも買ってきて、彼はやる男です
こちらも今後機会があれば載っけていこうと思います
おしまい
こんにちは、大工工事部四課の石川です。
最近、暖かい日が続きますね。
現場の近くの駐車場には、辛夷(コブシ)の花が咲いていました。
そろそろ、桜も咲いてきて、本格的に春がやってきますね。
花粉の量も、日に日に増してきて、毎日豪快なくしゃみが現場内を響き渡っています。
そんな中
じゃーん!!
前回のブログで出てきた機械のお披露目です。
持ち運びできる「自動かんな盤」です。
加工したい寸法に設定して、材料を通すだけで、均等な厚みに製材してくれる優れものです。
普段は加工場でしていた作業も、現場でできるようになり、作業効率もアップしました。
一方自分は、一旦窓造作を終え、蔵へ。
そこで待っていたのが、こちらです。
Ⅼ字型の金物がいっぱい!!
これは、蔵の外壁に取り付ける「折釘(おれくぎ)」と言われるものです。
この様に、外壁に同じ高さで等間隔に取り付けられます。
「折釘」は、補修作業時に梯子を架ける際、縄をかけて固定したり、外壁を保護する板を架ける時に使うそうです。
外壁に漆喰が塗られると、この折釘の周りだけは、半球型に盛り上げて仕上げます。
その部分を「ツブ」と言います。
半球型に盛り上げることで、荷重をかけた際、外壁に亀裂が広がるのを防いでくれるそうです。
漆喰が塗られるのは、まだ先ですが、「折釘」と「ツブ」がどんな仕上がりになるか楽しみです。
本屋では、大工工事部四課の日比野君と岩井君が応援に駆けつけてくれました。
古材に塗装をするため、必要なくなった弁柄の墨を消してくれています。
真剣な眼差しで、古材を拭いているのが、日比野君。
細かいところを歯ブラシでゴシゴシしているのが岩井君です。
弁柄を消すには歯ブラシでゴシゴシが調子いいみたいですよ。
窓造作に予想以上に苦戦していた中の応援だったので、非常に頼もしかったです。
今週には、いよいよ蔵の鉄扉が取り付けられる予定です。
その様子は次回までのお楽しみ。