明けましておめでとうございます。
渡邊です。
新年を迎え仕事を始めるにあたりみなさんそれぞれ行なうことがあると思います。
道具を新調したり、
祝賀式を催したりします。
先日、小田原市報徳二宮神社では大鳥居が木造に作り替えられるにあたり
「ちょうな始め」が行なわれました。
ちょうなはじめとは、起工式または新年仕事はじめに行なわれる儀式のことです。
順に丈量の儀。墨指しの儀。手斧の儀。鋸の儀。鉋の儀。槌打ちの儀。
が行なわれます。
この一連の動作を「ちょうなはじめ」と言います。
貴重な神事を見学させてもらうことができました。
さて。現場。
T様の檀那寺に、T様、設計、大工皆で参り、安全祈願をして仕事始めとなりました。
そして、T様より祈祷がなされたお守りを大工一人ひとりに頂きました。
まだ1年以上続く木工事。無事故でいきます。
現場は進み、天空の戦士たちは
化粧板を張り、
斜め野地を張り、
断熱材を張り、
通気胴縁、上野地、ルーフィングを終え、一次葺きが一段落しました。
これから、板金屋さんに板金を葺いてもらい、
さらに母屋を流して、垂木、、、とまだまだ続きます。
今回は断熱材に注目!
家の断熱はスタイロフォーム、グラスウール、ウレタン吹き付けが主流です。
T様では「フォレストボード」を使用しています。
これは杉皮、トウモロコシを細かく砕いたものを固めた断熱材なので環境、人に優しい建材です。
かつ、蓄熱性に優れ結露がしにくいと言われています。
ここにもこだわりを感じました。
工事現場は怪我と隣合わせの環境ですが
未然に防げる事故はたくさんあります。
一同協力して予防していきます。
労災0!ブログ上位!
みなさま今年もよろしくお願いします。
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。大工工事部の平松です。
年末年始は天気にも恵まれ、気持ちのいい日が続きましたね。
自分はというと、頂き物やらなんやかんやと言い訳つけて肥えてしまいました。
夏にはいい感じに絞れていたのに、また元に戻ってしまいました(^_^;)
これじゃいかんという事で、チビ達と一緒になわとびしたり鬼ごっこ?みたいなのをしました。
そしたら最後は4歳の子に追いつかない始末、、、。
今日から仕事始め。緩んだ気と体を引き締めていきたいと思います!!
年始はというと、毎年恒例の初売りですね。今年も行ってきました。
毎年ですが、必ず平成建設の大工さんに道具屋さんで会います。新年の挨拶はここで、と言っても過言ではありません(笑)
昨年の刻み時も相当お世話になりました。修理などもすぐに対応してくれるし、相談にも乗ってくれるのでとても助かっています。
そういえばここまで取り上げてなかったですが、昨年の初売りの時に作ってもらった「リストラ鑿」です。
その時自分はリフォーム仕事をメインに動いていたので、真壁の部屋の床貼り用に3分5厘巾で特注してもらいました。
名前があまり良くないですが、柱の首切り用だからこんな名前になったとか(笑)
刻みでは出番無いかな~なんて思っていましたが、深くて狭いところなどで助かった場面ありました。オススメです!
社長、今年もお世話になります。よろしくお願いします!!
原田です!
はい、あのブログの時間です。
と、ここで最近ブログをアップするメンバーが増えて、誰が何のブログを書いているかわからないと言ったことを耳にしました。
なのでここでおさらい。
ブログをよく見ていただいている方はご存知かもしれませんが、複数のメンバーで書いている『古材を使った鎌倉のT様邸』の記事執筆者は、、、
お馴染みブロガー平松哲朗、真面目ブロガー渡邊唯希、新人ブロガーの原田宗広の3人で基本的に運営していますのでよろしくお願いします。
あと2名控えていますが来年早々にデビューします!この現場はブログを上げないと名前さえ出してもらえないのです!世知辛い!
はい、記事に戻りたいと思います。平松さんのブログにも書かれていましたが上棟式が無事に終わりました。
そして鎌倉の家に神様からの贈り物、、、
世間ではりんごとパイナップルの売り上げが伸びているらしいです。
ペンはというと、、、刺さらないから現状維持とのこと
代わりにアイスピックの売れ行きが右肩上がりだとか
余談でした。りんごは大きさ比較用です、見ておわかりだと思いますがこの鯛、ゆとり世代ですね、まんまるです。
なのでこうしてやりました
包丁がボロボロになりました、、、のこぎりのように、、、からの
でかすぎて鯉に見える、、、美味しくいただきました。ありがとうございました。
さてさて現場ではぽかぽか陽気の日は皆で屋根に登っています
天井は化粧の杉の無垢材を使用しています。垂木も化粧なので繊細な仕事が続きます。
いつもなら抑えきれない勢いそのままに屋根を組み立てて行きますがそうはいかないジレンマ
こちらは化粧の杉板、黒く塗装されています
まずは杉板を貼っていきます、ここの屋根は6寸5分勾配となっております。
角度で言うと約33度!スキー場ならば上級コース。
ふくらはぎにかなりいい感じのネガティブがかかります
そして普段はベニヤを貼って剛性を出しますが、今回はその材料も杉材を使っています
剛性を出すために斜めに貼っていきます。初体験
部屋の中からはこんな感じ、粋だ!
いつもの何倍も時間を費やします、4人で1日働いてこれだけ
ブルーシートはこれからやる範囲です、先は長い。
ただここからまたひと仕事もふた仕事もあります。
斜めの野地板の後、断熱、防水、さらに下地野地、そこからやっと瓦や板金といった仕上がりの工事になります。
しばらくは屋根の上にいそうです。
来年も屋根の上から絶景をお届けすることが多くなりそうです。
それでは良いお年を!!!
PS.陰様でランキングも着々と上がってきております。2017年は1位になります、、、皆さんの力で(笑)
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ブログ村に飛びますがその時点で投票されています!先に言います!ありがとうございます!!!
おわり
こんにちは 大工工事部の平松です。
寒いですね。鎌倉の朝は静岡と全然違います。
というか、自分の家(平成建設のマンション)と鎌倉のアパートの断熱性の違いかもしれません。
平成建設のマンションは本当に高気密で断熱性が高いという事を改めて感じました。
賃貸マンションをお探しの方、平成建設のマンションはとても快適ですよ!
お気づきの事かと思いますが、頼もしいブログ仲間が増えて盛り上がってきました。ランキングが3位まで上がったのは初めて見ました。
たくさんの応援ありがとうございます。これからの鎌倉編も、皆で頑張っていこうと思います。
かれこれ一年くらいやってきましたが、こう盛り上がってくると本当に嬉しいです。
さらにもう1人、書いてくれるようなくれないような(笑)
お楽しみに!
12月17日大安。晴天。今回は上棟式の模様をお伝えしていきたいなと思います。
この日までに垂木を並べる所まで順調に進みました。
棟上げの日は強風でしたが、棟木を上げた時だけ風が止むという奇跡も目の当たりにしました。
上棟式の日も快晴。気持ち良く迎えることができました。
平成建設の社長も足を運び、乾杯の挨拶での「この家は数百年残していくべき建物だ」という言葉が印象的でした。
何となく感じてはいましたが、言葉にされることで自分達の向き合っている仕事の重みを実感し、棟梁始めここまで共に作り上げてきた仲間達をとても誇りに思いました。
会場の準備が終わると、原田大工が作っていた弊束(へいそく)の出番がやってきました。
「五色のふきながし」で飾られた布は腹帯にすると安産になるという言い伝えがあるらしく、お施主様のご親族にプレゼントされることになりました!
両側に立っているのは「破魔矢」(はまや)です。鬼門の邪気を払うものとして飾られるそうです。
遠くて分かりにくですが、矢の頭は鶴と亀です。鶴は「天」を向けて。亀は「地」を向けてあります。
他に四神の場合もあったりと、色々な形式があるようです。調べたり話を聞いたりしていると、とても勉強になります。
無事に式が終わり、この家は守られますというありがたい言葉を頂きました。
その後はお施主様のご好意で「直会」(なおらい)をして頂きました。
現場でこんな大人数並ぶ光景は初めて見ました。とても豪華な直会、ありがとうございました!
お返しにという意味で、「木遣り」(きやり)を歌います。
平成建設の場合は工務の親方が執り行います。
今回の参加者は自分も昔お世話になった親方だらけなんで、一体どなたがやるんだろうかと思っていましたが、京大卒の徹さんが歌ってくれました。
先はまだまだ長いですが、一致団結して頑張っていこうと思う大きな節目の日となりました!
どうも渡邊唯希です。
大工である私が休日どんなことをしているのか。
そんな話ではありません。
京都・西本願寺にはいたるところに埋木がしてあります。
富士であったり、
鷹であったり、
茄子であったり、ただの埋木とせず少し趣向を変えています。
そう!これが大工の「遊び」です。
ここT様邸にも大工の遊びが入っています。
それが「卍」です。
ブログで何度か登場した卍が無事納まりました。
そもそもここでいう卍というのは囲炉裏の間の上部の吹き抜けにある化粧梁のことです。
普段はタテタテヨコヨコと井桁状で組むのであまり取り上げられませんが、
今回はお互いの梁が支え合い上であり下になっています。
うまく説明できません。
仮設の床を作り、
レッカーを駆使して、、
柱を浮かしながら、、、
梁を半がかりにして、、、、
ズドンと落とします。
うまく説明できません。
下から見ると大迫力です。
見事な卍固めが決まりました!
何もうまく言えていない私ですが
これを見て思うのは、
すばらしい発想と技術を兼ね揃えてかつ、
適度な「余裕」がないと
この決断まで踏み込めないでしょう。
つい、無難でがちがちな仕事をしがちですが
どこか抜けていないと遊ぶことができないのかなと。
棟梁の遊び方にしびれます。
そして難なく棟上げがが終了。
倉も上棟しました。
上棟した瞬間さすがの小川さんも安堵の表情に思えました。
本人は何も思っていないのかもしれませんが
ぼくにはそう感じました。
最後に
建前中ギラッギラッに輝いていた原田氏。
投稿許可はとっていません。