• February
    15
    2014

    静岡同期の「おもてなし」

    こんにちは!大工新2年生の内藤です。

     

    以前、昌平さんの記事で、現場の仮設トイレに花が活けられているという「おもてなし」があったという話がありましたが、

    (詳細はこちら→ 「お・も・て・な・し。の犯人捜し」 )

     

    それを読んで、「いや~、いい話だな~」と思うとともに、やっぱり日頃の行いや心掛けがいいと何かしら報われるものなのかな~、なんて考えたりしていましたが…

     

    そんな僕のところにも、来ました。「おもてなし」。

     

     

    それは、先週水曜日のこと。

    現場仕事を終えて、長期出張先のマンションに戻り、夕飯を食べに行こうと自分の車の所まで出てみると、ワイパーの所に何やら白い紙のようなものが…

     

    何だこれ?と思って、手に取って見てみると、

     

    静岡支店勤務の営業職の同期の名刺でした。

    (取り敢えずプライバシー保護のため、画像を加工してあります)

     

     

    何故、彼の名刺がこんなところに…? まあ、立ち寄ったついでに、遊び心で置いてったのかな?

    なんて考えながら車に乗り込んで、ふと名刺を裏返してみると、

     

     

     

    これを見て、しばらくの間、思わず手が止まってしまいました。

     

    これがもし、何も書かれていないただの名刺だったら、「あいつの名刺かー、とりあえず貰っておくか。」ぐらいにしか思わなかったはずですが、

    このたった1行の言葉があるだけで、何か心が救われるような、そんな気持ちさえしたのです。

     

     

    静岡に長期出張に来て、現場仕事でも日々の生活の場でも常に先輩達と過ごしていると、面白いことや勉強になることが色々と得られる一方で、自分が一番目下の人間である以上、色々と気を使わなければならない場面が多々あったりします。

     

    そうした暮らしの中、同期からこういった励ましのメッセージをもらえたのは、最近の自分にとって、この上ない「おもてなし」だったと思います。

     

    勿論、彼が僕の生活状況を知ってか知らずか、また、どういう意図でメッセージを置いていってくれたのかは定かではありませんが、

    こうした、ちょっとした行いで、少しでも誰かの心を救ったり、幸せにすることができたら、それは立派な「おもてなし」なのではないでしょうか。

     

     

    自分もそんな「おもてなし」を、自然にできるような人間になりたいものです。

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  • February
    05
    2014

    バット職人

    平成建設に入社して今年で10年目、数える程しか雪を見ませんでしたが、

     

    昨日の夕方、久々に沼津でも雪が降りました。

     

    愛用のドカジャンも大活躍、そして工事中の家の中と外の気温の差が激しくて、

     

    現場吹付けの断熱材は効果絶大だなと思った雪の夕方でした。

     

     

    こんにちは、宮下です。

     

     

    先日、ニュースでバット職人・久保田五十一さんの今春限りの引退が報じられました。

     

    松井やイチローのバットを作り続けた、現代の名工の引退。

     

    学生時代、野球をしていた自分にとってショッキングなニュースでした。

     

    しかし、引退を決意した理由「後継者の育成にめどがたったから」という言葉に、

     

    同じ職人の世界で生きる人間として感銘を受けました。

     

    自らの技術を後世に残してから辞める、職人として最高に素晴らしい幕引きだと思います。

     

     

     

     

     

     

     

    とはいっても、自分が野球をしていたのは高校まで、、、

     

     

     

     

    愛用のバットは当然、 金属バット☆ でした・・・笑

     

     

     

     

     

    バットから玄翁に持ち替えてから7年目、会社の芸術祭なるイベントで、

     

    自分は、木製バットを作りました。

     

     

    プロ野球選手のバットは、タモが主流ですが、自分は木目の渋さからケヤキで作りました。

     

     

    ケヤキの角材を加工場の端材置き場から見つけ出し、木工旋盤という機械で削りだしました。

     

     

     

    普段の仕事では、無垢の手すりなどを加工する際に使用しますが、

     

     

    手すりを作れるんだからバットも作れるだろうなどと単純な考えで作ってみました。

     

     

    シロウトながらなんとか納得いく形にはなりましたが、実際に打つとどうなのでしょうね。。。

     

     

    作った当時は、ピカピカに仕上げたバットを使うのはもったいないなんて思っていましたが、

     

     

    さすがに3年経つとそんな気持ちもどこえやら、

     

     

    ついに今週末、5年ぶりの草野球でデビューさせます!

     

     

    結果は、また後日。。。

     

     

    空振り三振 だけは避けたいので、今日のアフター5も素振りです。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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    宮下 貴之(みやした たかゆき)

    一級建築大工技能士

  • February
    03
    2014

    名刺入れ 番外編  ~大物による小物づくり~

    せっかくの日曜日は、天気がよろしくなかったですね。

    子供達と神経衰弱をやっていました、福田です。

     

    上の子は、

    こっそりカードをめくるズルっこして、【絶対に負けたくないという姿勢】

    下の子は、

    揃えたカードはいらないめくるのが楽しいと、【ルールや型にはまらない感性】

    ゲームには全くなりませんでしたが、、、よかったんだと思います(笑)   

     

    *【】内は親の勝手な解釈です。

     

     

    今日は、去年書かせてもらった記事の番外編を
    名刺入れ 製作編
    【後日譚】名刺入れ 贈呈編

     

     

    名刺入れの作り方など教えてもらった謙治さんですが、

    この間の新年会の席で、私が

     

    『謙治さん、本当にすごいですね。』と、

     

    『作り方など教えてもらえば、同じの作る自信はありますが、

    作る時のコツや道具を使う発想力、ホントかないません』と、

     

    『この間の、第二回芸術祭の時の作品 だって、すごいですし』と、

     

     

    『小物まで、なんでもやれるんですね』と、

     

     

    そしたら謙治さんが、

    『大物じゃないけど、なんかな、小物って言われてるみたいで、ヤダな(笑)』と、

     

     

    ・・・、謙治さん、誰も小物だなんて思ってないッスよ。

     

    サブタイトルはふざけて書いてみましたが、純粋に、見習いたいですから!

     

    『木で作るのもなら、何でも創れる。』

     

    私もそんなことを、胸張って言えるように、頑張ります。

     

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    福田 昌平(ふくだしょうへい)

    一級建築大工技能士

  • February
    01
    2014

    一級建築士への道

    こんにちは!本日2月1日をもって、大工工事部に異動してからちょうど丸一年となった内藤です!

     

    新年のご挨拶でも書かせていただきましたが、今年は大工2年生として、より多くのことを学び、かつ新たに異動してくる後輩の面倒を見れるように頑張りたいと思います。

     

    そしてもう一つ、大工仕事以外で今年の目標としているのが…

     

     

    一級建築士の資格の取得です。

     

     

    ご存知の方も多いかと思いますが、平成建設の大工工事部には、大工でありながらも一級建築士や二級建築士の資格をもっている社員が何名も在籍しています。

     

    もちろん日頃の仕事では設計業務や監理業務を行うわけではありませんから、必ずしも建築士の資格をもつ必要性はないのですが、

    家づくりに携わる身として、建築に関する知識や技術を少しでも多く身につけておこうという意志が、我々大工をも建築士取得の道へと突き動かしているのではないでしょうか。

     

     

    そしてそれは僕のような駆け出し大工にも充分あてはまることで…

     

    ただ単に「先輩に言われたからやっておこう」「図面に書いてあるからやっておこう」と淡々と作業するのでなく、

    「ここはああいう規定があるからこんな材料使うんだな」とか、

    「ここはあの設備機器が入るからこういう納まりになるんだな」とか、

     

    自分の仕事がその家の空間や機能とどう関わってくるのかしっかり考え、理解しながら進めていくことが、

    自分自身にとっても、その家にとっても「いい仕事」を実現することにつながるのではないか、なんて思ったりするわけでして、

     

    そうした知識を身につけるには、建築士の勉強をするのが手っ取り早いと思うのです。

     

    …もちろん、「一級建築士」の肩書きがあったらカッコイイかもなぁ~、なんて思惑も無いわけではありませんが(笑)

     

     

     

    おかげで平日の夜も休日の昼間も勉強に時間をとられる日々が続いてますが、

    一発合格目指して頑張りたいと思いますので、ぜひ応援のほどよろしくお願いいたします!

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  • January
    29
    2014

    無いものは作ればいい

    ご無沙汰しています。てらもとです。

    まずはこちらを。。。。

     

    この後姿、立派なモミアゲ。。。そう、ルパンさんです

    ただ今回注目すべきは車の上の荷物!!

    カチ盛りですねぇ~!!ワクワクしますねー!!

     

    そこで、僕もカチ盛りにしてワクワクしたい!!ということでキャリアを作ってみました。

     

    上から見た図

    外部で雨ざらしということで、デッキ材として優れているイペ材を使用。(会社の倉庫にあったやつを拝借。。材料費はタダ)

    外部用の塗料も塗りました。

    荷物を積んでみるとーーーーー

    じゃじゃーーーん!!たのしそーーー!!いざ、出発!!

    とうちゃーーーく!!朝霧高原!!

    こんなことしたりーー

    コーヒーつっくたりーー

    パエリア作ったりーー

    夜を迎えーー

    キャンプファイヤーーーー

    楽しい週末をキャリアを作ったおかげで過ごせました。 おわり

     

     

     

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    寺本 達哉(てらもと たつや)

    二級建築大工技能士

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